●平成20年度の教育職員に係る懲戒処分等の状況~文部科学省 (2010年01月11日)
文部科学省のホームページにて、平成20年度中に行われた、各都道府県・指定都市教育委員会における教育職員に係る懲戒処分等、および分限処分の状況の調査結果が公表されています。各都道府県・指定都市教育委員会というのは、公立の小学校、中学校、高等学校、中等教育学校、特別支援学校の校長、副校長、教頭、主幹教諭、指導教諭、教諭、助教諭、養護教諭、養護助教諭、栄養教諭、講師、実習助手及び寄宿舎指導員です。
また、各県市における懲戒処分に関する処分基準の作成、および懲戒処分の公表に関する取り組みについても、併せて平成21年4月1日現在の状況がとりまとめられ、公表されています。
結果の概要としては、まず、平成20年度に当事者責任として懲戒処分を受けた教育職員の数は1,059人で、これは、前年度より11,828人減ったことになります。そして、訓告等、および諭旨免職まで含めた懲戒処分等を受けた教育職員の数は、4,020人、これは前年度より13,462人減ったことになります。監督責任として懲戒処分を受けた教育職員の数は、71人で、これは前年度より18人減ったこととなりまずが、訓告等を含めると1,022人で、これは前年度より160人増えたこととなります。
具体的には、たとえば、人身事故等を伴わない交通違反も含めての交通違反により、当事者責任として懲戒処分を受けた教育職員の数が422人、これは前年度より4人減ったこととなりまずが、訓告等を含めた懲戒処分等を受けた教育職員の数は2,502人、これは前年度より28人増えたこととなります。
そして、懲戒処分を受けた人のうち、酒酔い運転及び酒気帯び運転といった飲酒運転が原因だった人は60人で14%を占めています。飲酒運転については、各県市とも厳しい態度で臨んでおり、懲戒処分についてはすべて停職以上の処分となっています。
全体的に減っているようなので、このまま、よい方向にいってくれることを願いたいですね。
平成20年度 教育職員に係る懲戒処分等の状況について:文部科学省
« 環境意識は高いのに行動が伴っていない層は、全体の約3割~エコ活動意識調査 | トップページへ 語学学習・言語習得教材のロゼッタストーン~ロゼッタストーン・ジャパン »
最新記事一覧
- スポーツ指導者必携! 豊かな心を育み、強い絆をつくる新しい時代のコーチング本(2013年11月23日)
- 「エコプロダクツ 2013」が、東京ビッグサイトにて12月に開催されます(2013年11月22日)
- 関西四大学が入学生を対象に『薬物に関する意識調査』を実施(2013年11月21日)
- グッドデザイン賞受賞の「超変換!!もじバケる特選」、新たに6種類を発売
- メダリストの講演やシンポジウムも 「生涯スポーツ・体力つくり全国会議」(2013年11月20日)
- 秋の「SACLA(サクラ)見学ツアー」最先端研究施設でオイシイ発見をしよう
- キッズ用ブルーライト対策メガネ エレコムより新発売
- クロスリンクマーケティング、子ども向けタブレット端末「Rainbow Pad」、トイザらスで販売(2013年11月18日)
- 教育支援コーディネーター・フォーラム参加者を募集、模擬授業体験や講演も
- 元栄養教諭らが運営する学校給食サイト「おkayu」がオープン
- 大学における教育内容等の改革状況を調査~文部科学省
- 宇宙実験を知る 日本マイクログラビティ応用学会による公開講演・公開展示
- 反転授業の動画とパンフレットを公開 ゼッタリンクス(2013年11月15日)
- 自分らしさを伝え、記入・提出を効率的に~ エントリーシート「OpenES」学生登録開始
- 世界に飛躍できる人材を~進学・留学・キャリアの相談・体験イベントを開催(2013年11月14日)
投稿者 kksblog : 2010年01月11日 23:50