●環境意識は高いのに行動が伴っていない層は、全体の約3割~エコ活動意識調査 (2010年01月11日)
NTTレゾナント株式会社は、インターネットアンケートサービス「gooリサーチ」にて昨年11月より提供を開始した「環境サブパネル」を用いて、エコ活動に対する意識調査を行い、その結果を発表しています。
「環境サブパネル」とは、環境に対する意識や行動の高低により下記の4つのグループで分類されたモニター(対象約114,000人)です。各グループの分布数を通じて、環境意識は高いが行動が伴っていない層(環境傍観派)が、全体の約3割(26.3%)に上ることが判明しました。
今回の調査では、この4つのグループより均等に回答者を選び、中でも「環境傍観派(環境意識は高いものの、行動が伴っていない)」と「環境行動派(環境意識が高く、行動も伴っている)」のエコ活動に対する意識や行動の違いが調査されました。
実践したことがある身近なエコ活動を調査すると、マイ箸の利用、エコバックの利用、お風呂の水の再利用という、行動的負荷がかかるエコ活動では、「環境傍観派」は「環境行動派」より実施率が低い傾向があります。
しかし、一部の高額なエコ商品(エコカー、省エネエアコン)の購入率では、「環境傍観派」が「環境行動派」を上回り、「環境傍観派」も意識のみならず、実際に行動にまで至っていることを示す結果となりました。
また、“継続的に実践できる身近なエコ活動の条件”として、「お金を節約できる」「無料でできる」ことが重要と答えた人は、「環境行動派」に多く、それに対して「簡単、楽にできる」「行動負担がない」ことを重要な条件と考える人は、「環境傍観派」により多い結果となりました。
この結果から、「環境傍観派」は「環境行動派」と比べても、エコ活動に金銭的投資をすることへの障壁は低いものの、行動的な負荷となることを嫌う傾向があることが読み取れます。「環境傍観派」をはじめ、より多くのユーザにエコ活動に取組んでもらうためには、「簡単」「節約」「無料」「行動負担がない」という要素が重要となることがわかりました。
エコへの取り組みは、傍観しているだけでなく行動することが大切です。子どもたちにも身をもって知ってもらうために、大人たちがまずはお手本として何らかのエコ活動をおこなっていく必要があるでしょう。
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投稿者 kksblog : 2010年01月11日 18:38