●高校生達が「原子力」「放射線」について調べたことを壁新聞で発表する (2009年12月25日)
今週末の日曜日、12月27日に東京渋谷にある東京ウィメンズプラザにおいて、「高校生による壁新聞発表全国大会」が行われます。これは、文部科学省が高校生を対象に原子力や放射線に対する理解とその役割について認識を深めることを目的に行っているもので、高校生自身が原子力や放射線について調査をして、その成果をまとめた壁新聞を制作・発表する活動を支援しているものです。
この活動には25校が参加しましたが、その中で評価の高かった上位8校が「壁新聞発表全国大会」に出場します。当日はこの8校の生徒が発表を行い、第1位から3位までを決定・表彰します。入場は無料で、誰でも発表を聞きに行くことができます。
発表校とそのテーマは下記の通りです。
千葉県 柏市立柏高等学校「各エネルギーの地球環境への影響の比較」
石川県 金沢大学附属高等学校「核燃料サイクルと高速増殖炉」
福井県 県立大野高等学校「核燃料廃棄物の今後」
愛知県 県立熱田高等学校「身の回りの放射線源」
愛媛県 県立松山工業高等学校「地球環境と資源の有効利用」〜プルサーマルについて
愛媛県 県立弓削高等学校「県内の自然放射線から、地球環境について考える」
長崎県 県立猶興高等学校「比較による原子力の有用性」
鹿児島県 津曲学園鹿児島高等学校「地球環境とエネルギー、放射線の性質と利用」
各学校の発表の他に、特別講演として作家の高嶋哲夫氏を講師として招き、特別講演「高校時代、何を目指していたか」が催されます。さらに生徒達による意見交換会の時間もあり、お互いに学んできた知識を交換したり、意見を出し合ってさらに理解を深めあうことができそうです。
放射線、原子力というと遠くにある発電所くらいしかピンと来ないかもしれませんが、医療や農業など案外身近なところで、様々なことに利用されているのです。これからのエネルギー問題や環境問題に取り組んでいかなければならない若者たちにとって、その第一歩となる貴重な体験になるといいですね。
« クリスマスの食事は今年も「自宅で過ごす」傾向に!チキン派の人は7割近くに | トップページへ 「子はかすがい」から「子育てはかすがい」の時代へ!20代パパ予備軍に期待 »
最新記事一覧
- スポーツ指導者必携! 豊かな心を育み、強い絆をつくる新しい時代のコーチング本(2013年11月23日)
- 「エコプロダクツ 2013」が、東京ビッグサイトにて12月に開催されます(2013年11月22日)
- 関西四大学が入学生を対象に『薬物に関する意識調査』を実施(2013年11月21日)
- グッドデザイン賞受賞の「超変換!!もじバケる特選」、新たに6種類を発売
- メダリストの講演やシンポジウムも 「生涯スポーツ・体力つくり全国会議」(2013年11月20日)
- 秋の「SACLA(サクラ)見学ツアー」最先端研究施設でオイシイ発見をしよう
- キッズ用ブルーライト対策メガネ エレコムより新発売
- クロスリンクマーケティング、子ども向けタブレット端末「Rainbow Pad」、トイザらスで販売(2013年11月18日)
- 教育支援コーディネーター・フォーラム参加者を募集、模擬授業体験や講演も
- 元栄養教諭らが運営する学校給食サイト「おkayu」がオープン
- 大学における教育内容等の改革状況を調査~文部科学省
- 宇宙実験を知る 日本マイクログラビティ応用学会による公開講演・公開展示
- 反転授業の動画とパンフレットを公開 ゼッタリンクス(2013年11月15日)
- 自分らしさを伝え、記入・提出を効率的に~ エントリーシート「OpenES」学生登録開始
- 世界に飛躍できる人材を~進学・留学・キャリアの相談・体験イベントを開催(2013年11月14日)
投稿者 kksblog : 2009年12月25日 07:17