« 野口宇宙飛行士が搭乗するソユーズ宇宙船、まもなく打ち上げ! | トップページへ | 東大クイズ研究会「脳がシビれる超難関クイズ」第10弾 理科・数学編 無料配信開始 »

ゲームを利用して更なる教育効果を! ゲーム研究者へのインタビュー (2009年12月19日)

sasaki04.jpg

社団法人コンピューターエンターテイメント協会(略称CESA)が運営するサイトに、「ゲーム研究データインデックス」があります。ゲームに関係する研究者の声が掲載されており、今回は国際基督教大学教授 佐々木輝美先生へのインタビューが掲載されています。

ゲームは教育に悪い影響を与えるとしばしば言われてきました。しかし、上手く利用すれば教育に活かすこともできるというのです。

インタビューに応じた国際基督教大学の佐々木輝美教授は、コミュニケーション学と教育の専門家です。教授は、ゲームのコミュニケーション力が、教育に貢献する可能性は大きいといいます。

そもそも、コミュニケーション学とは何だろうか?

『コミュニケーション学とは、基本は自分の思っていることを、いかに伝えるかということ』です。これを教育で使うならば、『子どもに伝えたい内容をどうやったらうまく伝えられるか』を考えることでしょう。しかし、一口に「伝える」といっても、単に伝えたいメッセージを話したり書いたりするだけでは、なかなか伝わりません。「伝える」ためには、まず相手の注意を引き付ける必要があります。

そして平易な言葉で、分かりやすくする必要があります。また、「どのメディアで伝えるか?」という問題になるでしょう。その時にゲームは有力なメディアの一つになるというのです。

何故なら、ゲームは実はコミュニケーション学と同じことをやっていると言えるからだといいます。相手を注目させておいて、「おいで、おいで、面白いよ」と引き寄せながら本題に入っていって、「ほら、結構簡単でしょ」と導いていく。コミュニケーションにも、ゲームにも共通する点です。ゲームにおいてこれらを良く活かすことが出来れば、その効果への期待は大きいでしょう。

子どもたちが大好きなゲーム。これが学ぶ機会の一つになれば知的水準は素晴らしく伸びることになるのではないでしょうか。

素晴らしいなと思う反面、それでいいのか?と考えてしまうのは、ゲーム機を知らないで育った世代のヒガミでしょうか・・・。



« 野口宇宙飛行士が搭乗するソユーズ宇宙船、まもなく打ち上げ! | トップページへ 東大クイズ研究会「脳がシビれる超難関クイズ」第10弾 理科・数学編 無料配信開始 »

最新記事一覧

投稿者 kksblog : 2009年12月19日 08:52


コメント
ブログ内検索
昔の記事を読む
メルマガ・RSSで読む
毎週水曜日、1週間分のニュースをまとめてお送りします(無料)。<サンプルはこちら>

【購読はこちら】
ネタを提供する
教育に関するネタ大歓迎。お気軽にどうぞ!!



ネタなどへのお返事
KKSブログ for mobile
mobileaccess.gif

最新15記事の大事なトコだけ読めるようになってます。あと、古い携帯は文字化けするかも


KKS Web News 教育家庭新聞(C) KKS ブログトップ