●地球に暮らす生き物について知り、守ろう 「大哺乳類展ー陸のなかまたち」 (2009年12月15日)
地球上の様々な生物のうち、毎年4〜5万種が絶滅しているといわれます。そして私たち人間の約半数が暮らす都市部では、自然資源の8割近くを生活や経済活動で消費していると言われています。生物の多様性を守ることは、私たちの暮らしを守ることにも繋がるのです。
国立科学博物館では、朝日新聞社、TBSとの共催で2010年3月13日(土)から6月13日(日)まで、「大哺乳類展ー陸のなかまたち」を開催します。地球上に暮らす、さまざまな生き物たちの中で、「陸」に暮らす哺乳類を中心とした動物たちの不思議な世界とその多様性を紹介します。
「大哺乳類展」は今回の「陸」と「海」(2010年7月10日(土)〜9月26日(日))をテーマに連続した展覧会で、「陸」では「ヨシモトコレクション」、「海」では「ストランディング調査で収集した標本」を中心とした、国立科学博物館所蔵の標本を駆使した展示・解説となります。
大哺乳類展が開かれる2010年は、国連が「国際生物多様性年」と制定し、地球上の生物の多様性を守っていくよう各国政府や企業、団体に呼びかけています。またこの年は「シートン動物記」で有名なE.シートンの生誕150周年、科博の「ヨシモトコレクション」の寄贈主であるW.T.ヨシモト生誕100周年でもあります。
「ヨシモトコレクション」とは、故W.T.ヨシモト氏が1998年に、世界的規模の大型哺乳類剥製標本を国立科学博物館に寄贈したものです。コレクションはヨシモト氏が長期にわたって収集してきた400点もの剥製標本からなり、現在では調査が困難な地域の標本も多数含まれているという、学術的価値の高いものです。
自然の中で暮らす多くの生き物たちについて知ることで、生き物たちの暮らし、自分たちの暮らしについて考えるきっかけになりそうですね。
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投稿者 kksblog : 2009年12月15日 01:13