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『少子化対策の点検・評価』インターネット意識調査 中間報告発表 内閣府 (2009年11月29日)


内閣府は、この10月にインターネットを利用した「少子化施策に関する意識調査」を実施し、その結果について中間報告を発表しました。調査対象は20歳代~40歳代の男女およそ1万人です。性別・年齢・既婚・未婚・子どもの有無など偏りのないように配分をされたものですので、この結果は中心的な意見とも言えるのではないでしょうか。

子どもを産み育てるには、経済的な負担を感じており、出来れば保育園や幼稚園・学校の教育費用を少子化対策として支援してほしいというものです。

子どもを育てながらの生活は、仕事との両立が非常に厳しく、ハードな就業時間を費やすものは子育てや家事に従事する時間が減少している傾向があり、性別にみると女性のほうがより負担感は大きいようです。

また未婚の人の結婚に対する考え方では、4分の1の人が結婚する意志がないと答えています。

調査結果概要は・・・。
◆Q : 子供を持つうえでの不安、持たない理由は?〔複数回答〕
NO1.経済的負担の増加・・・76.4%
NO2.仕事と生活・育児の両立・・・43.9%
No3.出産年齢・子どもを持つ年齢・・・42.7%

◆Q : 重要な少子化対策の内容は?〔複数回答〕
NO1.子育てへの経済的支援・・・52.6%
NO2.保育サービスの充実・・・39.8%
NO3.雇用の安定・・・29.7%

◆Q : 子育てにかかる経済的な負担として大きなものは?〔複数回答〕
NO1.保育所・幼稚園にかかる費用・・・55.3%
NO2.学校教育費・・・50.0%
NO3.学習塾など学校以外の教育費・・・41.3%

◆Q : 1日の過ごし方は?
〔平日〕/〔休日〕 
労働・・・9.9h/1.2h
家事・・・1.6h/2.5h
育児・・・1.8h/4.4h
睡眠・・・6.3h/7.3h
その他・・・4.4h/8.6h

◆Q : 未婚者で結婚に対する意識は?
すぐにでも結婚したい・・・18.9%
2~3年のうちに結婚したい・・・16.0%
いずれは結婚したい・・・40.1%
結婚するつもりはない・・・25%

民主党政権では、子育て支援を大きく取り上げています。少子化対策の一つです。子育ては肉体的・精神的・経済的にも負担があることは確かですが、その値以上の楽しさや喜びを得ることができます。楽しみながら、みんなで子育て・・・そんな社会になるといいなと思います。


インターネット等による少子化施策の点検・評価のための利用者意向調査中間報告



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投稿者 kksblog : 2009年11月29日 15:28


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