KKSブログ: 若者の「職選択」にものづくりの紹介を　『職人人生事典』を無料配布

大阪府は、『職人人生事典』を発行したことを明らかにしました。

『職人人生事典』とは、若者の就職支援施設「ＪＯＢカフェＯＳＡＫＡ」が若者に大阪産業のポテンシャルの一つである「ものづくり」を身近に感じてもらい、しごと探しの選択肢を広げてもらうために作成したものです。

現在、３４歳までの求職中の人にJOBカフェOSAKAで『職人人生事典』の無料配布を始めています。

この本では職種や仕事内容だけではなく、ものづくりの第一線で活躍する職人の歩んできた生きかたにスポットをあて、若者に人生という視点での「職選択」を考えてもらえる内容です。

『職人人生事典』の内容は、職人１０名の人生紹介（畳職人、印章職人、宮大工、建築板金職人、タイル張り職人、塗装職人、板ガラス職人、料理人、フラワーデザイナー、看板職人）のほか、１８種の仕事を集めた「職人仕事カタログ」、就職支援施設「ＪＯＢカフェ」の紹介の３章立てとなっています。

なお、１１月２０日、２１日に開催される「若者ものづくりセミナー」では、この本に掲載されている職人によって「ものづくり」の実演とその魅力について語られる予定となっています。

これから就職を考えている生徒にはぜひ読ませてみたい一冊ではないでしょうか。職人という生き方を選んだ先輩たちの生の声を聞ける「若者ものづくりセミナー」にも機会があれば参加させてみてはいかがでしょう？

教育家庭新聞社
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