« 新型インフルエンザに関する意識・意向調査結果について~農林水産省 | トップページへ | 若者の「職選択」にものづくりの紹介を 『職人人生事典』を無料配布 »

不況下でも、今の仕事観を漢字にすると、前向きに「楽」 (2009年11月25日)

tokyo091125.jpg

今日も働くビジネスパーソンたちにとって、今の自分の仕事観を漢字に表わすと?

(株)インテリジェンスが運営する転職サービス「DODA(デューダ)」が、22歳~39歳のビジネスパーソン1000人を対象にアンケート調査を実施しました。

調査結果によると、総合1位は「楽」。2位以下は、「忍」「耐」「苦」と、厳しい状況を表すような漢字が並びました。

この不況下で、意外な結果にも思えるのですが、「楽」が1位の理由をみると、「定時退社だから」と仕事の“ラク”という意味で選んだ人もいれば、「楽しんで仕事をしている」、「楽しいことを仕事にしたい」といった、前向きなコメントや将来への願望を込めた回答が多数を占めました。2位以下の漢字を選んだ理由は、「コスト削減で自由のきかない状況」、「不況による仕事の制限」など、ビジネスパーソンが直面する実情を表すコメントが多く寄せられています。上位のどの漢字も、不況だからこその結果ともいえるのかもしれません。

男女別の結果では、女性の1位が「楽」なのに対し、男性1位は「忍」。給与への不満をもたらす男性の回答が多くみられました。女性より男性の減額が大きい状況下、家計を支える立場にある男性にとって、不況による給与カットは、仕事に対する印象をより厳しいものにしたと考えられます。

職種別の結果をみると、「企画・事務系」「営業系」職種の1位が「楽」となったのに対し、「IT系エンジニア」「モノづくり系エンジニア」「販売・サービス系」職種で、「忍」「耐」が1位。エンジニア系職種は、男性の就労者が多いこと、残業規制や給与の削減など、エンジニアの就業環境の悪化が影響していることなどの状況によるものと考えられます。

今の仕事観は、世相を表しているといえるでしょう。明るい社会を象徴する漢字が並ぶようになるといいですね。


「今の仕事観を漢字一字で表すと?」:意識調査 - 株式会社インテリジェンス



« 新型インフルエンザに関する意識・意向調査結果について~農林水産省 | トップページへ 若者の「職選択」にものづくりの紹介を 『職人人生事典』を無料配布 »

最新記事一覧

投稿者 kksblog : 2009年11月25日 16:53


コメント
ブログ内検索
昔の記事を読む
メルマガ・RSSで読む
毎週水曜日、1週間分のニュースをまとめてお送りします(無料)。<サンプルはこちら>

【購読はこちら】
ネタを提供する
教育に関するネタ大歓迎。お気軽にどうぞ!!



ネタなどへのお返事
KKSブログ for mobile
mobileaccess.gif

最新15記事の大事なトコだけ読めるようになってます。あと、古い携帯は文字化けするかも


KKS Web News 教育家庭新聞(C) KKS ブログトップ