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仕分け「会議自体に予算決定権があるわけではない」 鈴木寛氏 (2009年11月12日)

■鈴木文部副大臣記者会見録
~H21年11月12日(金)/16:00~16:30/文科省12階、記者会見室

記者会見は予定の時刻通り始まった。
鈴木副大臣からは、特殊行政法人についての簡単なコメント。
その後質疑に移り、東京新聞から昨日の事業仕分けに関連して代表質問、続いて各社自由質疑が行われた。質疑は以下の通り。

Q:仕分けでは「英語ノート」廃止の判定についてどう受け止めるか?
また今後の小学校英語推進への影響をどうのように考えるか?
A:今までは予算作りが国民から見えなかった。
予算編成について国民が議論するきっかけとなることが始まった。さっそくいろいろな声が文科省にも寄せられている。
「英語ノート」について特に府県の教育委員会から活発な意見が寄せられている。
英語教育改革総合プランの議論活性化が活性化していると受け止めている。
まだワーキンググループ(WG)なので、これから民主的な議論が湧き起っていくだろう。そこに真摯に耳を傾けたい。

Q:仕分けが短時間で乱暴ではないかとの声がある。
A:あれはキックオフ。仕分けのルールとしてあれがやり方。ある種の問題提起にはなった。これから議事録を精査すること大事だと思う。
仕分け人メンバーはそれぞれの情報からああいう判断を出した・・・それ以上でも以下でもない。議事録を精査して参考にすべきは参考にする。
今までの予算編成の流れに加え、新しい刺激を加えた。それが行政刷新会議ととらえている。議論をみた様々な方から意見が、刺激されて出てきた。
私は以前から「熟議の民主主義」を提唱してきた。(WGを公開したので)1億総仕分け人として見て頂けた。

Q:予算編成が仕分けの結論に縛られる事はないか?
A:大いに耳をそばだてて、議事録を熟読したい。参考になるヒントになることがあれば参考にしたいと思う。

Q;復活折衝のような機会はないのか?
A:行政刷新会議の考え次第だが、会議自体に予算決定権があるわけではない。それは今までと変わらない。

Q:仕分けの結論が、査定側の財務省に、特に削減することに力強く働くことはないか?
A:それは財務省に聞かなければわからない。
「英語ノート」では今朝、現場から熱望する声、大きな声が寄せられた。このような現場からの声・・・賛成反対を問わず、どんどん声が上がることが大切だ。予算は削減だけのものではない、様々な声を合わせて、国民も納得する「解」をどう出せるかだ。

Q:11日を見た限りでは初めに削減ありきではないか?
例えば読書推進事業は仕分け人から、「そもそも国が推進する必要あるのか?イタリアでは本が読まれない代わりに家庭で親が子どもにお話を聞かせている」という意見がだされ、その後の議論がかなり引っ張られたようだった。
A:読書推進については国会が全会一致で成立した経緯がある。そのプロセスを仕分け人に伝わっていなかったのか、あるいは十分に理解されていなかったのか。(国の施策について)もっと広く理解を求める必要があることが分かった。

Q:読書推進事業は子ども夢基金と重複するというところから議論がスタートした。なのに両方が廃止という結論はどうなのか?一般的にはどちらか残す、両者を削減だが・・・やはり廃止ありき?
A:WGの結論が金科玉条ではない。
まったく見えなかったプロセスを全部国民に見せるというのが民主党のマニュフェスト。国民もいつ自分が仕分け人になるかという気持ちで見守ってほしい。



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投稿者 kksblog : 2009年11月12日 19:29


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