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中学校の学習指導や新教育課程への移行状況は?~Benesse (2009年11月18日)

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(株)ベネッセコーポレーションが、全国の中学校の教員を対象に、学習指導や次期学習指導要領の先行実施状況などの実態調査を実施しました。

調査は本年4月から7月に、学習指導や学校での取り組みの実態についてを主幹教諭・教務主任、理科・社会の学習指導に関する実態についてを理科・社会教員にアンケートにて実施。その結果、学校の取り組み状況においては、家庭学習や生活習慣の指導が高い傾向を示し、食育や小・中学校の連携の実施率が高いことがわかりました。理科・社会は、新学習指導要領の先行実施について、3年間を見通しての指導計画の作成、カリキュラムの変更などに、多くのの教員が課題になると回答しました。

新教育課程への移行1年目。各学校は新たな教育計画に取り組んでいます。その中でも、家庭での活動に関わる指導はほとんどの学校が行なっています。また、保護者や地域住民による学校評価や授業支援など、保護者と地域との連携も進んでいることが明らかになりました。

次期学習指導要領による授業時数の増加は、おおむね受け入れられていますが、小学校での外国語活動の実施や同一教員による複数教科の指導については賛否両論です。授業時数を増やす多くの学校が、数学と理科の時数増を予定し、これに対し、総合的な学習の時間や選択教科の時間を減らす予定となっています。特に課題となるものは、教員数の不足、学校の予算、学校の設備など、教員の仕事環境に関する課題が指摘されています。

新教育課程および学校を取り巻く環境の変化への対応、各学校の取り組みと保護者、地域の理解がこれから一層問われていきそうですね。


中学校の学習指導に関する実態調査報告書- Benesse教育研究開発センター


学習指導要領



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投稿者 kksblog : 2009年11月18日 15:36


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