●平成22年度 国公立大学AO入試の実施率は増加傾向に~文部科学省 (2009年11月23日)
文部科学省により、平成22年度の国公立大学の入学者選抜について毎年度各大学が7月末までに公表した入学者選抜要項などをもとに、その概要が取りまとめて公表されています。
今回は、平成22年度入学者選抜の概要がとりまとめられました。
入学者選抜実施大学・学部数は、国公立全体で158大学あり、545学部(昨年度:157大学 548学部)となっています。そのうち国立大学は82大学 377学部(昨年度:82大学 377学部)で、公立大学は76大学 168学部(昨年度:75大学 171学部)です。
募集人員は、国公立全体で122,604人(昨年度:122,670人)、うち国立大学は96,058人(昨年度:96,174人)、公立大学は26,546人(昨年度:26,496人)となりました。
試験教科数は、大学入試センター試験の場合で昨年と同様に国公立とも5教科を課す大学・学部の実施率が最も高く、5教科を課す大学・学部数は131大学〔82.9パーセント〕、396学部〔72.7パーセント〕となっています。
個別学力検査に関しては、昨年と同様、国立は2教科、公立は1教科を課す大学・学部の実施率が最も高い傾向にあります。2教科を課す大学・学部数(国立)は、62大学〔75.6パーセント〕、178学部〔47.2パーセント〕、1教科を課す大学・学部数(公立)は、32大学〔42.1パーセント〕、57学部〔33.9パーセント〕でした。
選抜方法別の状況としては、大学、学部の実施率がアドミッション・オフィス(AO)入試、推薦入試ともに増加しており、アドミッション・オフィス(AO)入試は、67大学〔42.4パーセント〕、172学部〔31.7パーセント〕、推薦入試は147大学〔93.0パーセント〕、416学部〔76.3パーセント〕となっています。
以上の結果を参考に、これから受験を考えている生徒には必要な情報を与えてあげたいものです。周囲の大人が積極的に情報収集をしてみることも大切でしょう。
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投稿者 kksblog : 2009年11月23日 20:24