●地震や台風などの緊急時、6割の家庭で「備えができてない」~ベネッセ調査 (2009年10月20日)
株式会社 ベネッセコーポレーションは、「家庭においてどのような緊急時の備えがされているのか」について調査をおこないました。
「地震・台風その他の天災・トラブル(停電や断水など)のために備えていることはありますか?」という質問では、「食糧・飲料水の備蓄」をしている家庭が最も多く、半数以上の家庭が備えていました。続いて多かったのは、「家具の配置の検討や転倒防止対策」や「生活用品の備蓄」をする家庭。家の中の防災対策を行っている家庭が多いことがわかりました。
我が家が防災対策をしていることを、家族のなかでどの程度認知されているのか聞いたところ、割合が最も高かったのは「家庭での防災対策の存在は家族全員に知らされている」でした。とはいえ、全体の30%に満たない結果となりました。
次に、保護者がどんな時に防災対策について子どもと話し合っているのか?という問いで最も多かったのは、「テレビなどで天災やトラブルのニュースを見た時に、子どもと防災対策について話し合う」という保護者でした。そして、「地震や悪天候などがあった時に子どもと話し合う」という保護者が続きました。
緊急時の備えに不安を感じている点としては、「病院や治療薬を確保できるか」についてが最も多く、全体の約9割に達しています。また、今回の調査では「応急手当の仕方」を確認していない家庭が多いこともわかりました。
居住地域が防災訓練を実施しているか、また、地域の防災訓練にどれくらい参加しているかと聞いたところ、「地域が防災訓練を実施している」という保護者は約3割で、そのうちの約6割が、「地域の防災訓練に参加したことがある」と答えています。
地域の防災訓練などでは、「炊き出し」や「ロープのほどけにくい結び方」などを教えてくれる場所もあるようですから、機会があれば親子で参加を検討してみてはいかがでしょう?備えあれば憂いなしです。日ごろから危機感を持って家族一体で取り組むことが大切だといえます。
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投稿者 kksblog : 2009年10月20日 17:46