●商業施設にて、広さ約2坪の畑で安心・安全な無農薬野菜の生産・販売を開始 (2009年10月19日)
株式会社みらい、三協フロンテア株式会社、三井不動産株式会社の3社は、広さ約2坪の小型植物工場「みらい畑」を設置し、今年12月末までの約3ヵ月間(予定)、レタス類・ハーブ類栽培の実証実験を行うことを明らかにしました。
「みらい畑」は、つくばエクスプレス・柏の葉キャンパス駅前の商業施設「三井ショッピングパークららぽーと柏の葉」で千葉大学の監修のもとで行われることになっています。
「みらい畑」の特徴は以下の4つです。1つ目:高気密な閉鎖型施設内で人工光源のみを利用し、農薬を使用せずに水耕栽培を行うことにより土や虫を洗い流さずに食べられること。2つ目:芯などの食べられない部分を除いたレタスの可食部割合は想定で約97~98%になること(通常のレタスの可食部割合は約40~70%と言われています)。
3つ目:光源には赤色・青色LEDを使用することで、従来型の蛍光灯のみを使用する場合と比較し、想定で消費電力を30%、運用コストを80%に抑制することが可能なこと。4つ目:生育に必要な温度・光・水・養分などをコンピューター管理し、気候変動に左右されず連続的に生産できること。フードマイレージ(食料の輸送距離)ゼロ、生産したその場で食べられること。
「みらい畑」では、広く一般の人に植物工場の有用性を理解してもらうため、生産された野菜の試食や収穫体験会のほか一般販売も行う予定になっているとのことです。
なお、千葉大学では、経済産業省の支援を受けて「植物工場研究センター事業」に取り組むことが先般決定しており、柏の葉キャンパスエリアにおいても日本を代表する植物工場の最先端研究拠点の整備が進められているそうです。
農作物を通して子どもたちが学ぶことは多いはずです。家族連れでも楽しめそうな場所ですし、休みの日に訪れてみてはいかがでしょうか。
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投稿者 kksblog : 2009年10月19日 19:33