●公立中学生の保護者は、内申書について案外知らない? ベネッセアンケート (2009年10月09日)
高校受験を考えている中学生にとって、受験勉強と共に気になるのが内申書です。でも、内申書ってどんなことを書かれているものなのか、どうすれば内容が良くなるのか、ちゃんと知っているでしょうか。
ベネッセの教育情報サイトでは、サイトメンバーのうち公立中学生の保護者を対象に、高校受験の内申書の内容や合否判定の仕組みについて、どのくらい知っているかアンケート調査を行いました。その結果、半数以上の保護者が内申書に何が書かれるのかを知らない、ということが分かりました。
内申点に反映される学年については、約7割の保護者が「知っている」と答えましたが、記載内容については半数以上が「知らない」と回答しました。成績以外の内容についての記載は、部活動や委員会活動が「記載される」と答えたのは6割、英検、漢検に代表される資格、級などは4割前後で、残りのほとんどの保護者は「わからない」と答えています。
こういった活動や資格などについて、内申書に記載されることが入試に有利だと考えている保護者はおよそ3〜4割で、半数近くが「わからない」と答えました。「有利になる」と答えた人は、理由として「能力・実力を客観的に証明するから」「勉強の理解度の基準になるため」といったことを挙げています。
住んでいる地域の公立高校について、受験の学区の有無や、私立との併願の仕組みなど、高校受験に関する一般的な知識は「知っている」と答えた保護者がほとんどで、また中学生全体よりも3年生に限ったほうが「知っている」の割合が高くなりました。一方で入試の合否判断の基準、学力検査と内申点の比率といったことに関しては「知っている」が半数前後にとどまりました。
公立の小学校・中学校に通っていた子どもにとっては、高校入試は初めての関門です。また学区や入試方式なども親世代の頃と変わっているところも多いようです。親も正しい知識をつけて、子ども達をサポートしてあげられるといいですね。
学校群制度
学校選択制
公立中の保護者の5割以上が内申書に何が書かれるか知らない【Benesse(ベネッセ)教育情報サイト】
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投稿者 kksblog : 2009年10月09日 12:35