●「消費電力の1割は風力でまかなえる」~日経ビジネスオンラインより (2009年10月09日)
日経ビジネスオンラインの記事の中に「消費電力の1割は風力でまかなえる~風力発電機の世界最大手CEOが見通す近未来図」という記事があります。
全世界から約1400人のトップ科学者が集まる、国連の気候変動に関する政府間パネルは、「明確に地球が温暖化に向かっている」と結論付けています。
そして、気温上昇は、2度未満に抑える必要があり、それを上回ったら、さまざまな問題に対処するのが難しくなり莫大なコストもかかってしまう、としています。
現在、各国政府は、5%削減、10%削減、と、あれこれ議論している状態ですが、既に「2度未満」という守るべきボトムラインは明らかになっています。このことを真剣に受け止め、行動を起こす必要があります。
たとえば、電気自動車に乗る、風力などの新エネルギーを使う、など、私たち自身の考えが変わらなければ、未来を変えることはできないということです。
現在、アメリカでは、連邦政府が一定量の代替エネルギーの使用を義務付ける基準を持たなかったとしても、すでに、オレゴン、カリフォルニア、ワシントン、オハイオ、テキサスなど、29の州政府が独自の基準で新エネルギーを支援おり、これが、オバマ政権になったことで、さらに加速しようとしています。
日本の鳩山由紀夫首相は、温室効果ガスの排出量を2020年までに、1990年比で25%削減することを表明しています。
そのうちに、ということでは、時間だけが過ぎていくことになりますよね。すぐにできることから、何か始める必要が各人に与えられている課題と感じなくてはいけませんね。
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投稿者 kksblog : 2009年10月09日 01:40