●若田宇宙飛行士のインタビュー~文部科学省動画チャンネル (2009年10月08日)
文部科学省の動画チャンネルで、若田光一宇宙飛行士の帰国インタビューの模様が配信されています。9月28日のインタビューです。
若田飛行士は、3月から7月末までの4ヶ月半の飛行に参加されたということです。今回の若田飛行士の仕事の内容は、国際宇宙ステーションの組み立て、国際宇宙ステーション内での実験、また、国際宇宙ステーションを動かすために必要な、内部の掃除や壊れた装置の取替え作業なども行ったとのことです。また、その帰りに、きぼう日本実験塔の最後の組み立ても行ったそうです。
国際宇宙ステーション内での実験は、アフリカつめがえるの腎臓の細胞を持ち込んで、無重力の中で、それがどう育っていくか?という実験、宇宙飛行士の骨がもろくならないために使う薬の実験などを行いました。
また、アメリカの実験で、3つの人工衛星を同時に飛ばす時のコンピューターのソフトウェアの確認を行うといったものなど、色々な国の色々な実験にも参加されたということです。
若田飛行士が楽しかったこととして印象に残っているのは?という質問に対しては、「おもしろ宇宙実験」ということで、一般の方々から募集したテーマで行った実験で、「空飛ぶじゅうたん」や「腕相撲」などを行ったそうですが、「空飛ぶじゅうたん」では、難なく飛ぶことができ、とても楽しかったということでした。
逆に辛かったのは、宇宙で健康にいるために欠かせないジョギングや自転車こぎ、筋トレなどの運動をどんなに実験で忙しくても、続けなくてはならないことだったということです。
これにも関連したことで、宇宙では骨がもろくなりやすいということで、骨粗しょう症の薬を飲んで効果があるか?という実験も、若田飛行士自ら行ったそうですが、実際効果があるという結果が出たようで、今後も期待できるということでした。
若田飛行士の子どもの頃の夢や希望、そしてそれを実現していった過程も語られており、興味深い内容です。ぜひ、ご覧ください。
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投稿者 kksblog : 2009年10月08日 01:33