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校舎のエコ改修モデルプランを公表 (2009年10月07日)

国立教育政策研究所では先ほど、校舎のエコ改修に関する調査研究を実施、報告書を取りまとめました。築35年の老朽校舎(4階建て・5100㎡)を想定し、従来から行われている耐震補強と老朽改善に、新たにエコ対策を加えたモデルプランを作成しています。


モデルプランは、温暖地(普通教室冷房なし)、温暖地(普通教室冷房あり)、寒冷地の3タイプを作成。各々につき、改善前後のCO2排出量や教室内環境のシミュレーションを行い、エコ改修の効果を検証。概算工事費も試算した。エコ改修により約25~38%のCO2削減が見込まれます。

エコ工事単価は12・0~13・6万円/㎡。断熱化、日射遮蔽等の建物性能の向上、照明機器や冷暖房機器の高効率化、適切な運転管理の3つを総合的に実施することで、教室の暑さ寒さ問題の解決とCO2排出量の削減を達成することは十分に可能であることを示しています。

本報告書は、都道府県及び市区町村教育委員会に参考配布。報告書は国立教育政策研究所のWebサイトに全文掲載されています。



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投稿者 kksblog : 2009年10月07日 13:00


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