●市民と宇宙のスペシャリストが話す場 JAXAタウンミーティングin福岡 (2009年10月14日)
福岡市は、今年で市制施行120周年だそうです。これを記念して、中央区市民の祭りにおいて、第43回JAXAタウンミーティング「飛び出そう!未来の宇宙へat中央区」をJAXAの白木理事、若田宇宙飛行士を招いて開催します。
JAXAタウンミーティングは、日本の宇宙航空開発について、一般市民の方々と直接話しながら意見交換をする場です。講演やシンポジウムとは違い、出席者は1人1人が自由に意見を述べることができ、それに対してJAXAからも意見を出していくことになります。意見のやり取りによって、層雷の宇宙開発や宇宙科学研究、航空技術開発に繋がるアイデアや、方針ができていくことをねらうと共に、宇宙航空分野への関心の高まりを期待するものです。
日時は11月24日(火)18:00〜21:00、会場は中央市民センターホールです。対象は高校生以上、参加費は無料ですが、定員500名となっており往復ハガキでの事前申し込みが必要です。
プログラムは、第一部に白木理事による話題提供とそれについての討論、です。「国際宇宙ステーション『きぼう』の完成とHTV(宇宙ステーション補給機)」をテーマとし、「きぼう」日本実験棟の軌道上組立完了、我が国の有人宇宙開発の将来などについての話になります。第二部は若田宇宙飛行士が話題提供者となり「日本人宇宙長期滞在の時代へ!」というテーマで討論をします。
相次ぐ日本人宇宙飛行士の活躍や、国際宇宙ステーションでの日本実験棟の完成など、宇宙開発に関して日本国内では華々しいニュースが伝えられていますが、有人宇宙開発は非常にお金がかかる上に、常に危険が伴います。そのために宇宙開発には批判がつきものであることも事実です。
開発や研究の結果を未来に還元できるものにするためにも、最先端の科学技術に携わる人たちこそが、広く一般の人たちと意見を交換することは大変有意義なことではないでしょうか。JAXAタウンミーティングは今後も全国の各地域で開催される予定です。近くで開催されるときには、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょう。
JAXA|福岡市制施行120周年記念〜飛び出そう!未来の宇宙へ at 中央区〜「第43回JAXAタウンミーティング」 の開催について
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投稿者 kksblog : 2009年10月14日 14:39