●新型インフルエンザに関する対応について 第13報・14報 文部科学省より (2009年10月03日)
文部科学省は9月下旬に、各教育委員会宛で新型インフルエンザ対策とその対応方法について、第13報及び14報を通達しました。
第13報では、涼しい季節を迎えて、新型インフルエンザの流行に加え季節性インフルエンザの流行が危惧されるシーズンを前に、集団感染を抑えるための手段としての学級閉鎖・学校閉鎖について言及したものです。
地域感染を抑えるためにも、学級閉鎖・学校閉鎖などの臨時休業は有効な手段であり、時期を逸しない対応が求められるとしています。
そして第14報では、現在の学級閉鎖・学校閉鎖の状況を把握するために、報告の徹底を促す連絡をしたものです。
各都道府県・学校種ごとの臨時休業数が一覧表で掲載されていおり、10月1日PM5時の集計では、幼稚園が20園、小学校18校、中学校20校、高校14校などで、合計76校の臨時休業が発生しています。
8月に出された厚生労働省の試算によれば、10月が新型インフルエンザの流行のピークだとされており、正にシーズン突入と言うことです。
学校は、インフルエンザに感染した場合、密着度が高いため蔓延しやすい環境にあるといわれています。地域に根ざした学校であれば、感染は地域全体に達するおそれがあり、感染予防の意味合いを含む臨時休業が求められるとしています。
しかし小さな年齢のいる家庭にとっては、子どもの幼稚園や学校が休業するということは、親が仕事を休業しなければならないという事態も発生します。
学内感染の防止、地域感染の拡大防止、保護者の都合等、もろもろ検討した上で臨時休業を発することになる現場の先生方の苦労を改めて感じます。
たとえ新型インフルエンザは弱毒性と言われていても、命に危険を及ぼす可能性もあるものです。ここの十分な配慮と注意が必要だと思います。うがい手洗いの励行、せめてこれだけはしっかりと続けたいものです。
target=_blank>各都道府県・指定都市教育委員会等宛 新型インフルエンザに関する対応について(第13報):文部科学省
target=_blank>各都道府県・指定都市教育委員会等宛 新型インフルエンザに関する対応について(第14報):文部科学
« 宇宙・航空と地球環境についての「JAXA ECOレポート2009」が発刊 | トップページへ 11月1日から7日は、「教育・文化週間」全国各地でイベント開催予定です。 »
最新記事一覧
- スポーツ指導者必携! 豊かな心を育み、強い絆をつくる新しい時代のコーチング本(2013年11月23日)
- 「エコプロダクツ 2013」が、東京ビッグサイトにて12月に開催されます(2013年11月22日)
- 関西四大学が入学生を対象に『薬物に関する意識調査』を実施(2013年11月21日)
- グッドデザイン賞受賞の「超変換!!もじバケる特選」、新たに6種類を発売
- メダリストの講演やシンポジウムも 「生涯スポーツ・体力つくり全国会議」(2013年11月20日)
- 秋の「SACLA(サクラ)見学ツアー」最先端研究施設でオイシイ発見をしよう
- キッズ用ブルーライト対策メガネ エレコムより新発売
- クロスリンクマーケティング、子ども向けタブレット端末「Rainbow Pad」、トイザらスで販売(2013年11月18日)
- 教育支援コーディネーター・フォーラム参加者を募集、模擬授業体験や講演も
- 元栄養教諭らが運営する学校給食サイト「おkayu」がオープン
- 大学における教育内容等の改革状況を調査~文部科学省
- 宇宙実験を知る 日本マイクログラビティ応用学会による公開講演・公開展示
- 反転授業の動画とパンフレットを公開 ゼッタリンクス(2013年11月15日)
- 自分らしさを伝え、記入・提出を効率的に~ エントリーシート「OpenES」学生登録開始
- 世界に飛躍できる人材を~進学・留学・キャリアの相談・体験イベントを開催(2013年11月14日)
投稿者 kksblog : 2009年10月03日 13:52