●月を見よう、触ろう、もっと知ろう!中秋の名月に「未来館でお月見!」開催 (2009年09月03日)
今年の中秋の名月は10月3日だそうです。アポロ11号が月面に着陸してから40年、月についての観測や研究も進んでいる現代ですが、それでも夜空に煌々と光る月は神秘的で美しいですね。
東京お台場近くにある日本科学未来館では「未来館でお月見!2009」を開催します。毎年中秋の名月に合わせて、月にまつわるさまざまなイベントを開催しているものです。期間中は未来館のシンボル展示、Geo-Cosmos(ジオ・コスモス)が月に変身します。
イベントの開催期間は10月3日(土)、4日(日)、未来館の常設展示ゾーンほかで行われます。常設展示の中でも月に関するさまざまな展示がありますが、それに関連して「今なぜ月をめざすのか」という展示が行われます。アポロ計画をはじめ、これまでに月を目指した人々の足跡や、「かぐや」が遺した最新の研究成果など、さまざまな月の素顔を見ることができます。
体験型の展示では、インタラクティブ展示「MOON SCOPE」、「ライドカム・お月見バージョン」があります。「MOON SCOPE」では、「かぐや」の観測データを元に制作した凸凹の月球儀を実際に触って「月」を体験できます。「ライドカム」はヴァーチャル・リアリティ技術で小さなロボットに乗れるもので、お月見バージョンでは月面を歩き回る感覚を体験できます。
この他にGeo-Cosmosを使って「かぐや」の盛夏や未来の月利用の可能性を分かりやすく解説してくれる「サイエンスミニトーク」や、4D2Uによる3D映像を、月にクローズアップしたバージョンで上映する特別上映など、月を満喫できる2日間です。
4日には、クロストーク「Back to the Moon 〜 月に住もう」というトークイベントが開かれます。民間による有人宇宙飛行や、月への居住など、人類が月を利用する未来像について、専門家の話を聞きながら一緒に考えます。こちらは中学生以上対象のイベントで、参加費は無料ですが申し込みが必要となります。締め切りは9月20日まで、月探査の第一線にいる研究者の話を直接聞けるチャンスですよ。
毎年開かれているイベントですが、人類の月到達40年の節目であり、「かぐや」が大きな功績を残して役目を終えた今年だからこそ、「月」を学びに行ってみませんか。
« 学校と保健所の連携で新型インフルエンザに関する対応を~文部科学省 | トップページへ 志望校の決め手になるのは、説明会よりも体育祭? ベネッセアンケートより »
最新記事一覧
- スポーツ指導者必携! 豊かな心を育み、強い絆をつくる新しい時代のコーチング本(2013年11月23日)
- 「エコプロダクツ 2013」が、東京ビッグサイトにて12月に開催されます(2013年11月22日)
- 関西四大学が入学生を対象に『薬物に関する意識調査』を実施(2013年11月21日)
- グッドデザイン賞受賞の「超変換!!もじバケる特選」、新たに6種類を発売
- メダリストの講演やシンポジウムも 「生涯スポーツ・体力つくり全国会議」(2013年11月20日)
- 秋の「SACLA(サクラ)見学ツアー」最先端研究施設でオイシイ発見をしよう
- キッズ用ブルーライト対策メガネ エレコムより新発売
- クロスリンクマーケティング、子ども向けタブレット端末「Rainbow Pad」、トイザらスで販売(2013年11月18日)
- 教育支援コーディネーター・フォーラム参加者を募集、模擬授業体験や講演も
- 元栄養教諭らが運営する学校給食サイト「おkayu」がオープン
- 大学における教育内容等の改革状況を調査~文部科学省
- 宇宙実験を知る 日本マイクログラビティ応用学会による公開講演・公開展示
- 反転授業の動画とパンフレットを公開 ゼッタリンクス(2013年11月15日)
- 自分らしさを伝え、記入・提出を効率的に~ エントリーシート「OpenES」学生登録開始
- 世界に飛躍できる人材を~進学・留学・キャリアの相談・体験イベントを開催(2013年11月14日)
投稿者 kksblog : 2009年09月03日 10:58