●学校と保健所の連携で新型インフルエンザに関する対応を~文部科学省 (2009年09月03日)
新学期が始まりましたが、全国各地で新型インフルエンザが流行し、心配な状況ですね。文部科学省は、各教育機関に対して、新型インフルエンザに関する対応についてを通知。国立大学法人は各付属学校に対して、都道府県教育委員会には域内の市区町村教育委員会および所管の学校に対して、都道府県私立学校主管課には所轄の学校等に対して、次のようなことを留意し、適切に対応することを周知させることをお願いしています。
1. 学校の設置者または校長は、保健所に対し「同一集団で、7日以内にインフルエンザ様症状による2名以上の欠席者(教職員を含む)が発生した場合、迅速に初期から情報伝達」を行なうこと。
2. 学校の設置者及び校長は、保健所と十分に連携し、臨時休業の要請、学校における基本的な感染防止対策の徹底の指導の依頼、学校における基礎疾患を有する者等に対する早期受診、早期治療の指導の依頼など適切に対応すること。
なお、学校における新型インフルエンザ・クラスターサーベイランスの流れが厚生労働省より示され、集団における患者発生を可能な限り早期に探知し、感染の急速な拡大や大規模な流行への発展の回避を図ることになっています。
保健所は、発生当初はすべての患者を把握しようとしましたが、流行している今は、放置すれば大規模な流行を生じる可能性のある学校等の集団に属する者について、重点的に把握を行なうこととしています。都道府県等では、保健所からの結果等を国へ報告するとともに、患者への対応、濃厚接触者への対応等を含め、必要な感染拡大防止対策を実施することとなります。
寒い季節になっていくにつれて、さらなる流行が危惧されます。一人ひとりが感染防止につとめ、学校や保健所などは流行にそなえた連携と対策強化を図ること、そして感染はやむをえない状況ですから、発症した際の冷静な対処が大切ですね。
各都道府県・指定都市教育委員会等宛 新型インフルエンザに関する対応について(第11報):文部科学省
各国公私立大学長等宛 新型インフルエンザに関する対応について(第12報) :文部科学省
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投稿者 kksblog : 2009年09月03日 10:54