●実際に地震で役立つものは、「懐中電灯」「飲料水」「FM多重放送ラジオ」 (2009年09月04日)
インターネット上で共通ポイントプログラムを提供する会社「ネットマイル」は、防災意識(地震対策)について2009年8月20日から2009年8月21日にかけてアンケート調査を実施し、その結果を公表しました。
「地震を経験したことによって、あなたの防災意識(地震対策)に変化はありましたか?」という質問には、全体で「変化があった」6.8%と「やや変化があった」33.2%をあわせた“変化あり”が40.0%、「あまり変化はなかった」43.2%、「変化はなかった」16.8%をあわせた“変化なし”が60.0%となりました。
最近半年間の経験震度別に“変化あり”の回答率をみてみると、「震度2以下の地震経験者」では29.5%、「震度3の地震経験者」では44.0%、「震度4以上の地震経験者」では46.5%と経験震度が高くなるほど防災意識に変化があった割合が高くなっていることもわかっています。
「あなたやあなたの家族が日頃おこなっている防災対策について、あてはまるもの全てにお答えください。」という質問では、1位が「防災関連のニュースに関心をもつ」44.2%、2位が「水・食料などを備蓄する」41.3%、3位が「家具等の転倒防止対策をする」33.5%となりました。一方で「防災対策はしていない」は21.7%にも上っています。
避難持出しグッズ(非常時持ち出し品)として用意しているものは、1位が「懐中電灯」81.5%、2位が「飲料水」57.4%、3位が「マッチ、ライター」51.9%、4位が「軍手」50.0%、5位が「レトルト・缶詰・ビスケットなどの携行食品類」44.5%という結果になっています。
また、実際の地震のときに役に立ったものは何か聞いたところ、全体では、「懐中電灯」の回答率が18.7%と最も高く2割近くに達し、以下「飲料水」が7.4%、「FM多重放送ラジオ」が5.3%と続きました。
地震などの災害はある日突然やってくるものです。自分の身に降りかからない保証はありませんから、避難持出しグッズなどの確認を家庭の中でしっかり行っておく必要があるのではないでしょうか。
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投稿者 kksblog : 2009年09月04日 20:38