●部活の事故を防ぐために「課外指導に置ける事故防止対策 中間報告書」 (2009年08月26日)
運動部の活動は、練習が辛いときもあるけれど、仲間達と共に過ごす時間や、上達する喜びなど他には代え難い経験です。しかしスポーツには、ケガなど思わぬアクシデントもあり得ます。
独立行政法人日本スポーツ振興センターでは、災害共済給付データに基づく「体育的部活動における負傷・疾病の実態分析」、センター支所による「体育的部活動の実情調査」およびそれらに基づいて開発された「体育的部活動のけが防止プログラム」を掲載した「課外指導における事故防止対策 中間報告書」を取りまとめました。
体育的部活動における負傷・疾病の実態について、競技別、学年別、傷病別、原意別、場面別などに分類して件数・発生率・発生割合をまとめています。また競技別、学年別などの災害共済の平均給付額、1週間当たりの活動日数や1日当たりの活動時間などの実状調査の結果を出しています。
けが防止プログラムは、平成21年度の研究協力校で実践したことを通じて、改良が加えられています。練習前の健康チェック表、部活動チェック表で安全意識を高め、負傷・疾病を防ぐことにより安全な運動環境を作るものです。
健康チェック表は、練習前の健康状態や、負傷、疾病の状態などを生徒自身が部活動に参加する前に記入し、担当教諭へ提出します。生徒自身が記録することによって、自分で健康状態などの問題点に気づくことができるのです。
部活動チェック表は、部活動の実施前に運動をする場所や用具の状態、救急箱など必要な備品の用意がされているかなどのチェックを行い、施設・設備等や熱中症などの環境が原因となるけがなどを防ぐのがねらいです。健康チェック表同様、部活動の実施前後に、キャプテンやマネージャーなどの代表者が起債し、担当教諭に提出します。
スポーツにけがはつきもの、と言っても、学校での部活動での事故やケガは大きな問題に繋がることもあります。教諭やコーチが配慮するのは当然ですが、生徒自身も事故を防ぐために努力することが大切なのでしょうね。
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投稿者 kksblog : 2009年08月26日 11:09