●目指せ!週1回のスポーツ 地域スポーツクラブ7つの提言 (2009年08月23日)
文部科学省は、総合型地域スポーツクラブを普及するべく、平成7年より取り組んできています。その成果が上がり着実に発展増加しつつある中で、今後の総合型地域スポーツクラブのあり方について有識者らが検討を重ね、このたび7つの提言としてとりまとめがなされ、これを発表しました。
提言1 魅力あるスポーツ空間の整備
提言2 質の高い指導者およびクラブマネージャーの確保
提言3 情報発信の強化
提言4 支援体制の強化
提言5 関係機関・団体等との有機的な連携
提言6 地域住民のニーズの把握と会員の確保
提言7 多様な運営財源の確保
総合型地域スポーツクラブとは、地域において、子どもから高齢者まで世代を問わずスポーツを愛好する人々が参加できる、地域コミュニティとしてのスポーツクラブです。
国民誰もがスポーツに親しむことのできる生涯スポーツ社会を実現し、成人の1週間に1回以上のスポーツ実施率を50%とするとした、平成12年に策定した国の基本計画があります。
それまでは、スポーツ活動振興のほとんどは、学校と企業に委ねてきた現状でした。これを地域も担い、平成22年度までには、全国各市区町村において1つ以上のスポーツクラブを育成するという目標が掲げられています。
平成20年度では、クラブ数が2,768となり平成14年と比べ5倍以上の伸びとなっているものの、地域格差があるのが現状で、過疎地での定着はなかなか難しいようです。
週に1度程度は体を動かして、気分リフレッシュをしたいと考えている人は多いはずです。
今までスポーツの経験がなかったり、運動が苦手などの理由で遠ざかった人にとっても、身近にその機会があれば、動き出すきっかけになりそうです。すばらしい取り組み、一層活性化させてほしいと思います。
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投稿者 kksblog : 2009年08月23日 18:09