●小学校自然体験活動 指導者育成講座開講中!! (2009年08月18日)
文部科学省は、小学校が実施する1週間程度の自然体験活動を推進するなか、その事業を成功させるカギとなる指導者の養成のため、講座を開催しています。
全体指導者と補助指導者の2コースがあります。対象は、青少年教育関係者、学校教育関係者、その他自然体験活動に興味関心があるもので、小学校の自然体験活動の指導者として協力する意思があるものとされています。
全体指導者は20歳以上、補助指導者は18歳以上です。
全体指導者のカリキュラム概要
1.学校教育における体験活動の意義 講義数:2
2.教育課程と体験活動の関連性 講義数:2
3.プログラムの企画立案 講義演習数:5
4.体験活動の技術 実習数:5
5.体験活動の指導法 講義演習数:5
6.安全管理 講義数2、実習数3
トータルでおおよそ24時間の受講ということです。補助指導者については、NO1.NO2の講義を受けることになります。
各地区ごとに講座が開設されていますので、詳しくは文部科学省のホームページをご参照ください。
平成20年に農林水産省、総務省と連携した「子ども農山漁村交流プロジェクト」により、小学生を対象とした長期自然体験活動を通して、ゆとりと豊かさをあわせもつ人材育成を目的としています。
5年間で事業の拡充を図るとしていますので、そのための指導者育成は急務だといえるのでしょう。
「百聞は一見にしかず」これが、体験活動の本質でしょう。それがある程度の長期間となれば、精神的にも肉体的にも強さが必要となり、子どもの成長の過程では大きな一歩になるはずです。
この事業を十分に活かすためにも、数の上でも質の上でも指導者の確保が必要なことなのでしょうね。
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投稿者 kksblog : 2009年08月18日 10:22