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幼児の英語教育は 英会話スクールから英語保育へ? 語学ビジネス市場調査 (2009年08月11日)

marble_090811.jpg株式会社矢野経済研究所は、2008年度の語学ビジネス市場の規模についての調査結果を発表しました。それによると、市場規模は全体的には縮小したものの、ビジネス向けやプリスクールなどの分野は校長であることがわかりました。

語学スクールは、業界トップだった企業の破綻から消費者に業界に対する不信感が生じ、また世界的な不況も重なって、2007年から市場傾向は右下がりとなっています。そんな中でビジネスニーズ市場、マンツーマンレッスンは規模を維持しており、また子ども、特に未就学児を対象としたビジネスは好調のようです。

子ども向けのビジネスでも、これまでの定番だった幼児・子ども英会話教室、幼児向け英会話教材といった市場はマイナス、特に英会話教材は前年度比マイナス11%と大きく縮小しています。逆に大きく市場規模を伸ばしているのが、プリスクール市場、幼稚園・保育園向け英語講師派遣市場です。空いている時間にスクールに通うのではなく、日中子どもを保育する時間帯に語学学習を組み込むタイプが選ばれているようです。仕事を持つ母親が増えていることも影響しているのでしょうか。

パソコンで学習するe-ラーニングも前年度比プラスになっています。インターネットサイトでは、登録・会費が無料で学習できるサイトも多く、さらに目的や苦手に応じてコースを選べる、学習履歴を記録できるなど至れり尽くせりの内容のサイトもあります。一方、CD-ROMやゲーム機を利用して学習する、ソフトウェア市場は落ち込んでいます。

英語学習の手段や媒体も多様化して、学習する側の選択肢が増えています。企業側としては消費者のニーズを捉えるのが大変そうですね。漠然と英語を学ぶのではなく、目的意識を持っている人も増えているようです。学習には目標や目的があることで励みになるでしょうし、それに向けた教材を選ぶ人が今後は増えていくかもしれませんね。

語学ビジネス市場に関する調査結果 2009 - 市場調査とマーケティングの矢野経済研究所

プリスクール

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投稿者 kksblog : 2009年08月11日 07:46


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