●新型インフルエンザの影響で修学旅行を延期が22.0%、実施は77.8% (2009年08月06日)
文部科学省は、新型インフルエンザの影響による国内修学旅行の中止又は延期の状況を把握するための標記調査の結果を公表しました。
各都道府県・各指定都市教育委員会の小・中・高・中等教育学校及び特別支援学校のうち、「5、6月中(出発時)の実施学校数」(実施状況判明分)は、14,801校ですが、「予定どおり実施」と答えた学校は、11,521校 (77.8%)にとどまっています。
「延期(再実施済みを含む)」と答えた学校は3,250校 (22.0%)となり、「取り止め後の扱いを検討中」が25校 ( 0.2%)、「中止を決定」が5校( 0.0%)という結果になりました。
延期した学校数中、「キャンセル料等が発生した」のは363校(11.2%)だった一方で、「キャンセル料等が発生しなかった」のは1,732校 (53.3%)で、「調整中など」は1,157校 (35.6%)となっています。
延期した学校のうちキャンセル料等が発生した学校数中、「保護者負担」と答えたのは、59校 (16.3%)でした。「自治体負担」としたのが178校 (49.0%)で、「調整中」は126校 (34.7%)です。
中止した学校数中、「キャンセル料等が発生した」のは2校 (40.0%)で、「キャンセル料等が発生しなかった」のは3校 (60.0%)。「調整中など」と答えた学校はありませんでした。
調査結果には、このほかにキャンセル料等の発生状況についての具体的状況やキャンセル料等を自治体負担とした場合の具体的状況、「臨時交付金」の申請を行わなかった場合の理由などについても記載がありますので、時間があれば一読してみると良いかもしれません。
「新型インフルエンザの影響による国内修学旅行の中止又は延期の状況等に関する調査」について
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投稿者 kksblog : 2009年08月06日 20:44