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食費は節約、教育費を優先して予算配分 未就学児の母親へのアンケート (2009年08月06日)

child_090805.jpg昨年秋から世間を騒がせた定額給付金・子育て給付金、「もらえれるのはうれしい」「ばらまきは不快」などさまざまな意見が聞かれました。しかし実際、子育てには教育費をはじめ、お金がかかるのは事実です。幼い子どもを持つ母親は、不況の波の中で子どもに対するお金の使い方を、どのように考えているのでしょうか。

矢野経済研究所では、全国の3歳から6歳までの未就学児を持つ母親480人を対象に、インターネット形式で子どもに関するアンケートを実施しました。これによると、不況の中で約4割強の家庭が支出を控えていますが、子どもに関連費用は家計の中で優先的に予算配分をしており、その主軸は教育費であることがわかりました。

3歳から6歳というと、多くの子どもが幼稚園又は保育園に通っている年齢であり、送り迎えなどまだ親との関わりは多い頃です。一方でいろいろなことを「やりたい」という好奇心も旺盛になり、習い事を始める、または検討し始める頃でもあります。

子どもに関するお金、特に教育費の中で最も多かったのは貯蓄用の教育資金であり、半数強の人たちがそのように答えています。その他には書籍・絵本・参考書、スポーツや音楽、知育などのお稽古や通信教育などがありました。小さいうちから心身を鍛える習慣をつけたい、という希望を持っているようです。

こういった子ども向けサービスを選択する際に意識する事柄は、「子どもが興味を持つか」が最も多く、次いで「サービスの値段」「サービス提供者が信頼できるかどうか」といったことが重視されています。幼児教育については、ブランドイメージすらある企業名がいくつか思い浮かびますが、多くの母親達が選んだのは「子どもが興味を示すこと」など、ブランド名でなくサービスの実質の部分でした。

消費が低迷する中でも、母親達は子どもにかけるお金は惜しみたくない、でも賢く選びたい、と考えているようです。無理なく、そして家族全体が楽しくなれるような選択ができるといいですね。

子供に関する母親アンケート調査結果 2009 - 市場調査とマーケティングの矢野経済研究所



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投稿者 kksblog : 2009年08月06日 06:48


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