●東大大学院と企業が“ゲームと教育”に関する共同プロジェクトを発足 (2009年08月05日)
(株)バンダイナムコゲームスは、東京大学大学院と(株)“ゲームと教育”をテーマとした共同プロジェクトを発足します。
このプロジェクトは、デジタルゲームの教育利用研究を進める東京大学大学院情報学環の馬場章研究室と共同で、ゲームの教育利用に関する研究やリサーチ・インターンに関する取組みです。
既存ゲームソフトの教育・学習効果を学術的に分析して国内外でのさまざまな講演会や学会などで発表することにより、“ゲームの教育利用に関する知見”や“ゲームリテラシーに関する社会的認知”の向上、ゲームが持つ大きな可能性を次世代を担う子どもや大人に伝えていくことを目的としています。
リサーチ・インターンとは、学生自らが研究テーマを決め、リサーチを行ない、大学院で進めている学習と職業経験を通じた学習とを統合させ、新たな“知”を生み出す制度のこと。ICTを推進する企業との共同プロジェクトにより、これからのICT教育の実践のための研究と地域貢献活動を推進していきます。
共同研究の一環として、品川区教育委員会と連携し、品川区の教員の方々や保護者の方々、子どもたち参加型のシンポジウムや発表会などのイベントを通じて、教育現場におけるICT 利活用についての啓発活動にも取り組んでいきます。「ICT 時代の子どもの未来を考えるシンポジウム」では、文部科学省から教育現場における「ICT」の活用指針や、プロジェクトが取り組むICT 活用授業例や研究事例なども紹介されます。
ICTを活用した教育は急速に普及していますが、まだまだ社会より遅れているのが現状。子どもたちの関心も強いゲームをうまくICT教育に取り入れるために企業と学生が共同で取り組めば、情報化社会と教育現場の差をより縮められそうですね。
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投稿者 kksblog : 2009年08月05日 16:50