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教育の情報化対応製品ぞくぞく(1) 電子黒板 (2009年08月05日)

px_duo_50.jpg文部科学省では、スクールニューディール構想の一環として、現在、学校の黒板を電子黒板(e黒板)にする施策を進めています。電子黒板となることで、例えば、国語の授業では、児童の手元にある教科書と同じ内容のデジタル教科書がスクリーン(または大型モニター)に映し出され、文学作品の朗読(音声データ)や指導内容に関係する動画資料などを大画面で見て確認する、といった授業が可能になります。そんな中、教育環境で利用できる製品を提供するメーカー各社も様々な対応製品を開発し、販売提供を始めています。日立ソフトウェアエンジニアリング株式会社(東京都)は、今月から来年度にかけて、電子黒板の学校教育向け新製品を順次発売していくことを発表しました。

TV用後付け電子黒板を発売

その第1弾製品は、地上デジタルテレビ放送チューナー対応のプラズマパネル向けにユーザインタフェースを改善した学校ICT対応モデル 「StarBoard(スターボード)PX-DUO-50」(8月17日発売開始)。

next_fx_duo.jpgまた、第2弾製品としては、様々なサイズのテレビや黒板に対応可能なユニバーサルデジタイザキット(UDK)を開発し、その技術を活用したプロジェクター投影のボード型「スターボードNext-FX-DUO(仮称)」を2009年度下期からは世界に提供する予定です。

来年度には、UDKを応用して地デジ対応テレビを電子黒板にすることができる新製品 「後付け型スターボード」 も第3弾製品として発売を計画しています。これまではテレビのサイズ、メーカーごとにデジタイザ(座標検出装置)を開発する必要がありましたが、「後付け型スターボード」を利用することで、学校ICT対応で先行導入される地デジ対応テレビを電子黒板として活用できるようになります。予算の工面が難しい自治体にとっては、その時にあるテレビを活かしながら電子黒板の導入・利用が可能になるので嬉しい製品といえますね。

問合せ=03-5479-8831
関連ページ(日立ソフトウェアエンジニアリング株式会社)

 ◆  ◆

大型TV用据付金具も登場

EFW6445EFW.jpg学校ICT環境整備事業向けに、株式会社オーエス(大阪府)では液晶テレビ・プラズマテレビを対象に、オランダボーゲルズ社製薄型ディスプレイ壁付け金具を発売すると発表しました。

学校ICT環境整備事業では、薄型ディスプレイの大きさは50型が推奨されています。そこで同社では、コストパフォーマンスが高く、取り付けが簡単な「PFW5010」と、首振り可能で視聴位置に合わせ角度調整が簡単な「EFW6445EFW」(写真上)の2機種を発売。ユニバーサルアタッチメントを採用したため、37型~52型まで対応可能です。発売日は8月10日。

≪PFW5010の主な特長≫
■ コストパフォーマンス優れたフラットディスプレイ据え置き壁付けハンガー
■ ユニバーサルアタッチメント採用で37~52型が搭載可能。薄型ディスプレイの後付けが可能
■ 本体のチルト調整ができ、少人数で工事できる軽量設計
■ 盗難と地震による脱落を防ぐセーフティーロック採用
■ 52型まで搭載できる最大搭載荷重100kg

≪EFW6445の主な特長≫
■ 機能性とデザイン性に優れたフラットディスプレイ据え置き壁付けハンガー
■ ユニバーサルアタッチメント採用で42~52型が搭載可能。薄型ディスプレイの後付けが可能
■ 本体はチルト調整以外に回転角度調整ができ、壁付けでありながら最適な角度が維持できる、教室全体を視聴カバーする壁面金具です。また外光の映りこみ対策としても有効
■ ケーブルをすっきり収納するケーブルインレイ設計
■ 52型まで搭載できる最大搭載荷重55kg

問合せ=0120-380-495
関連ページ(株式会社オーエス)



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投稿者 kksblog : 2009年08月05日 14:24


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