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日本の高校生が全員メダルを獲得!~第41回国際化学オリンピック (2009年08月03日)

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文部科学省と「夢・化学-21」委員会、日本化学会化学教育協議会は共同で「第41回国際化学オリンピック代表生徒の成績について」の速報を発表しました。

国際化学オリンピックとは、世界約70カ国の高校生が化学の実力を競い合う大会で、日本は2003年から参加を開始しています。毎年4名の選手を派遣していますが、今年は全員メダルという快挙を成し遂げました。

金メダルを獲得したのは、栄光学園高等学校(神奈川県)2年の遠藤健一さん、駒場東邦高等学校(東京都)3年の小澤直也さん。銀メダルを獲得したのは、東大寺学園高等学校(奈良県)3年の中條淳博さん、銅メダルは白陵高等学校(兵庫県)3年の永澤彩さんがそれぞれ獲得しています。

今回のオリンピックの参加国数は64カ国・地域で、人数は250名でした。開催場所はイギリスのケンブリッジ、そしてメダル配分率は、成績上位から金10%、銀20%、銅30%となっており、それぞれ28人(金メダル)、54人(銀メダル)、82人(銅メダル)が獲得という結果になっています。

出題された試験問題は、有機合成化学、金属錯体化学、界面活性剤の濃度の決定の3問。理論問題(筆記問題)が6問、総合基礎、有機化学系、物理化学系、無機化学系から出題されており、バランスの良い問題構成となっています。

日本の代表選手4名の全員がメダル獲得という快挙を成し遂げたことは、本当に素晴らしいですね。中学生や高校1年生、2年生の生徒には来年以降の国際化学オリンピックでの活躍を目指してより勉学にいそしんでもらいたいものです。

国際化学オリンピック-International Chemistry Olympiad-
国際化学オリンピック参加生徒の成績について:文部科学省

国際数学・理科教育動向調査
国際教育到達度評価学会

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投稿者 kksblog : 2009年08月03日 19:57


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