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第3回「ものづくり日本大賞」について~文部科学省 (2009年07月30日)

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「ものづくり日本大賞」というのは、日本国内の産業・文化を支えてきた「ものづくり」を継承・発展させるために、ものづくりを支える人材の意欲を高めて、その存在を広く社会に知らしめることを目的として、創設されたものです。

「ものづくり日本大賞」は、経済産業省、文部科学省、厚生労働省及び国土交通省の4省庁の連携によって、平成17年に、まず第1回を開催、その後2年に一度ずつ開催することとなっています。

表彰については、ものづくりの中核を担う中堅人材、伝統の技を支える熟練人材及び将来を担う若手人材に対し行われます。また、チームワークが我が国の強みであることを踏まえ、個人だけでなくグループも受賞の対象となります。

第3回となる今年の「文部科学大臣賞」には、山形県立長井工業高等学校が選ばれました。選ばれたわけは、以下のとおりです。

まず、高度熟練技能者からの指導を受けるなど、普通旋盤・建築配管・電子回路組立作業で技能検定取得に取り組み、実践的なものづくりの習得を行っていること、そして、駅舎・駐輪場の建造を通じたものづくりによる地域社会への貢献を行っていること、そして、地元農家と連携した田んぼの除草ロボットの開発、医療関係機関と連携した福祉機器の開発など、異業種との交流によるものづくりを実践していること、そして、産学官が連携した「ものづくり伝承塾」の取組を通じ、地域の関係機関との連携を図っているなど、ものづくり人材育成に向けた特色ある取組を行っていることがあります。また、平成20年度の技能検定3級に35名が合格しているといった具体的な成果もありました。

なお、「ものづくり日本大賞」の青少年部門として社会人の方たちの参加できる部門もあります。

将来の国のための人材がたくさん育っているというのは、心強いことであり、大いに生かせる場を期待したいですね。

第3回ものづくり日本大賞文部科学大臣賞受賞校について:文部科学省
第3回ものづくり日本大賞(内閣総理大臣賞)受賞者について:文部科学省
第3回ものづくり日本大賞/青少年部門



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投稿者 kksblog : 2009年07月30日 17:54


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