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女子中高生、ケータイ禁止条例に賛成でも問題は解決されない?! (2009年07月30日)

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無料ホームページ作成サイトを運営する(株)ピーネストは、女子中高生を対象に携帯所持禁止条例に関する意識調査を実施しました。

石川県において、「小中学生は原則としてケータイを持ってはいけない」という条例が成立しました。親や教育者目線の条例のように思われますが、女子中高生の2割ほどが条例に「賛成」という結果でした。

女子中高生が意外にも条例に対して理解を示すのは、携帯が持つ負の側面をしっかり認識しているからと思われます。携帯によるいじめや有害サイトの危険を感じたことが「ある」と、女子高生の49.8%、女子中学生の35.9%が回答しました。実際に9割近くの女子中高生が、携帯を利用した嫌がらせなどの被害を受けたことが「ない」と答えていますが、携帯が持つ危険性に関しては十分認識していることがわかりました。

しかし一方で、実際に携帯を持たせないことにしても、女子高生の47.5%、女子中学生の62.0%がいじめや犯罪は「減らない」と回答。条例による規制だけでは根本的な問題は解決されないという厳しい意見もあるようです。

女子中高生は親が思っている以上に携帯電話にまつわる危険性などを理解し、現実を受けとめているようです。また条例によって規制さえ求めている人もいるかもしれませんね。闇雲に禁止という形ではなく、携帯に対する認識の上で節度ある携帯の利用になることが理想ですが、大人たちによってさまざまな情報が飛び交い、誘惑がある社会においては難しく、今の実態は大人側にも責任があるのではないでしょうか。

女子中高生の「携帯所持禁止条例」に対する意識調査:株式会社ピーネスト


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投稿者 kksblog : 2009年07月30日 05:56


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