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日本人の国民性調査~統計数理研究所 (2009年07月23日)

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統計数理研究所では、1953年以来、5年ごとに「日本人の国民性調査」を実施してきています。

このたびの「日本人の国民性調査」の結果からわかったことは、以下のようになっています。

まず、過去20年間の日本人の意識で最も顕著な変化は、1993年から1998年の間に起きた「社会に対する悲観的な見方」の急速な浸透です。

たとえば、「日本の経済力」を、「非常によい」あるいは「ややよい」とする人の割合は、1993年の79%から1998年の32%へと激減しています。

また、「日本の生活水準」については、1993年の74%から1998年の53%へと急落しています。

今回の調査でも、「経済力」は37%、「生活水準」は49%となっており、「経済力」への評価は回復の兆しを見せているものの、全体的に、この10年から15年間の状況を脱して、以前の高い水準に戻したとは言い難い状況となっています。

そして、「いらいらした若者」が増加しています。この閉塞した社会状況を反映するかのように、「ここ1ヶ月の間にいらいらにかかったことがある」という人の割合は、48%と過去15年間で最高を記録しました。

この「いらいらにかかった」という回答は、各調査回で若年層ほど多くなっており、特に20歳代(63%)や30歳代(62%)では、今回はじめて6割を超えています。

ややもすると、殺伐とした時代となりそうな現代ですが、子ども達の将来を考えて、少しでも心の豊かさを求めたいものです。

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投稿者 kksblog : 2009年07月23日 22:41


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