●「田んぼの生き物調査2009」参加団体募集中 農林水産省 (2009年07月21日)
農林水産省は、水田周りにいる魚やカエルなどの生息状況を把握するための『田んぼの生き物調査』を平成13年より実施している中、今年も調査を実施することとして、参加団体の募集をしています。
募集の内容は下記のとおりです。
◆ 対象生物 : 魚、カエル、水生昆虫、外来種(カワヒバリガイ、ホテイアオイ、ボタンウキクサ)
◆ 調査場所 : 農業用水路、ため池、水田の畦など
◆ 調査道具 : タモ網、定置網、かご編みなど
◆ 期間 : 6月下旬~10月(予定)
水田や水路、ため池には、フナやカエルなど思いのほか多種の生物が生息しています。昔はいっぱい見られたメダカがなかなか見られなくなったとか、見たこともない外来種が急に増えてきたなど、生態系に変化が見られます。
生息する生物の種類や数量、その環境などの情報を、継続的に調査を重ね、その結果から環境の変化と生態系の移り変わりを想定するなど、自然と共生する地域づくりに役立つことでしょう。
この調査は、国の農業農村整備事業関係機関をはじめ、都道府県や市町村、土地改良区や地元農家、小学校や地域の住民に依頼し実施しています。
調査には事前準備・野外調査・書類提出となっていますが、具体的な方法を記したマニュアルがありますので、どなたでも調査ができます。
各地域の地方農政局にお問いあわせください。6月下旬から調査を始めている地域もあり、すでに募集を締め切っている農政局もあるようですので、興味のある方は、該当するの農政局にお問い合わせください。
昔はホタルがたくさん見られたのに、農薬などの環境汚染に起因し激減しました。しかしまた環境を見直したことにより、再びホタルが戻ってきたという嬉しいニュースがあります。これも地球環境を考える一つの活動ですね。
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投稿者 kksblog : 2009年07月21日 10:07