●第2回インターネット環境整備会議 インターネット有害情報対策 (2009年07月05日)
今年の4月より施行された「青少年が安全に安心してインターネットを利用できる環境の整備等に関する法律」に基づき、環境整備推進会議第2回目を開始し、その報告が内閣府のホームページ上にUPされました。
インターネットは非常に便利なものですが、出会い系サイトやアダルトサイトなど、子どもたちには触れさせたくないサイトが少なくはありません。これらの危険なサイトを閲覧するのを防ぐためフィルタリングの普及、教育や啓もうなど、基本的な計画(案)が出されています。
平成20年には、インターネット上の出会い系サイトによる青少年被害が724件、出会い系以外の被害にあった青少年は792件です。インターネットの危険サイトへちかづかないようにと公告されている中でも、年々増えているのが現状です。
青少年の好奇心をくすぐるサイトを、見るなといわれても見たくなってしまうものでしょう。それを制限しようとするなら、フィルタリングをかけて有害情報を遮断するか、本人がしっかりと制限をするかのいずれかです。
この施策に関する基本的な計画(案)は、教育の場・家庭・事業者・地域社会でのそれぞれの取り組み方を具体的に示唆したものです。
大人の世代の人間は、自分で経験しえなかったインターネット社会です。子ども本人に教育の場で啓発が必要だとするとともに、子どもの一番近くにいる保護者も、インターネットのない時代に育ち、この分野への知識は十分とは言えない人が多いなか、啓発が必要だとしています。
フィルタリングなど、専門業者への自主規制も項目に含まれています。
危険から子どもたちを守るために、社会全体で取り組んでいきたい課題です。
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投稿者 kksblog : 2009年07月05日 12:15