●通信講座の良さは「自分のペースでできる」、塾の楽しさは「成績が上がる」 (2009年06月30日)
株式会社バンダイナムコゲームスと株式会社ネットマイルは、小中学生向けの情報交換サイト「サークルリンク」の会員を対象に「塾・通信講座」についてのアンケート調査を実施しました。
調査結果によると、「塾」「通信講座」のいずれか1つでも利用して、学校以外の学習をしている子どもは約6割にのぼりました。このうち「塾通い」は約3割、「通信講座」は約4割でした。これらを始めたきっかけについては、塾の場合「親に言われて」が最も多く、通信講座は「自分のペースで勉強したかったから」が多くなっています。
塾と通信講座で1週間の勉強時間を比較すると、塾では6割以上が「3時間以内」だったのに対し、通信講座は7割以上が「2時間以内」となり、塾の方が通信講座より勉強時間が多くなっています。昨年までの調査結果と比べると、塾では勉強時間が増え、通信講座では変化がないようです。
それぞれで学習する教科について、塾は「算数・数学」が8割を超えて圧倒的に多く、次いで「国語」、「英語」がそれぞれ半数超でした。「理科」、「社会」は3割程度にとどまりました。通信講座でも「英語」が5位だった他は、順位はほぼ変わりませんでした。しかし学習している子どもの割合は全ての教科で多く、「理科」「社会」も8割を超え、塾に比べて全ての教科をまんべんなく学習しているようです。
「塾通いでうれしいこと」についての質問で、全体で多かった答は「成績が上がること」でした。特に女の子よりも男の子の方が「成績が上がる」ことをうれしいと感じている子が多く、「学校以外で友だちに会える」「ちがう学校の友だちができる」といった「友だちに会いに塾に行く」タイプの答は22〜3割程度でした。
通信教育は自分から始めた子が多く、塾に通っている子は成績が上がるのが楽しい、と何とも頼もしい限りです。「子どもが勉強嫌いで困る」とは昔からよく聞かれるセリフですが、実は子ども達は大人が思っているより、勉強に対して意欲を持っているのかもしれませんね。
小・中学生を対象に『塾・通信講座』についてアンケート調査:株式会社バンダイナムコゲームス/株式会社ネットマイル
塾・通信講座についての調査レポート/ネットマイル
教育産業[きょういくさんぎょう]
小・中学生の『塾』についてのアンケート調査〜キッズリサーチ
勉強の分からないこと、質問せずにそのままに〜『学習に関する調査』
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投稿者 kksblog : 2009年06月30日 07:49