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「ワーク・ライフ・バランス」を考える絵本「はたら区カエル野の仲間たち」 (2009年06月10日)

kaeru_090610.jpg保育所や交流のひろばなど、さまざまな子育て支援についての情報を掲載している「i-子育てネット」で、「ワーク・ライフ・バランス」の本「はたら区 カエル野 の仲間たち」が紹介されています。

「はたら区 カエル野 の仲間たち」は、財団法人こども未来財団が、内閣府の仕事と生活の調和推進室の協力の下に作成したものです。「ワーク・ライフ・バランス」を考えると言っても、難しい本ではなく優しいタッチの絵と言葉で綴られた、いわば「大人の絵本」です。主人公のカエルのルーくんをはじめ、優しい表情のカエルたちが「ワーク」と「ライフ」のバランスを取るにはどうしたらいい?と考え、行動しています。

みんなの「仕事が大変」「将来が不安」などの悩みから、そもそも「働く」ってどういうこと?という疑問が生まれます。お金のため、家族のため、生きがい・やりがいのため…。確かに「ワーク」は大切ですが「ライフ」の中で「ワーク」が占める部分が多すぎてない?とルーくんは呼びかけます。

この本の中では「ワーク」と「ライフ」の「バランス」を「調和」とすることから、新たなキーワード「ハーモニー」を生み出しています。「自分の中のハーモニー」ができたら、今度は「周囲とのハーモニー」を考えてみよう!というのです。周りの声に耳を傾けて、自分の出すべき音を理解すればもっとすてきなハーモニーが生まれる、いい関係を築ける、ということです。

また、キャラクターでもあり、内閣府のキャンペーンのキーワードにもなっている「カエル」に、さまざまな意味が込められています。「育児の分担を『カエル』」「自分自身に『カエル』」「時間の使い方を『カンガエル』」など…一人一人に、自分にいま必要な「カエル」がありそうですね。

「i-子育てネット」のホームページからPDFファイルでダウンロードできるほか、こども未来財団に問い合わせれば印刷・製本版を送料のみで送ってもらうことができます。仕事や周囲への悩み・不満を感じている人、まずは手にとって眺めてみてはどうでしょう。なにか心に響くものがあるかもしれませんよ。

希望と現実が一致している人は約15% ワーク・ライフ・バランス意識調査
「仕事と家庭の両立は当たり前」の社会を目指してー厚生労働省「今後の仕事と家庭の両立支援に関する研究会」報告書

i−子育てネット はたら区 カエル野の仲間たち



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投稿者 kksblog : 2009年06月10日 13:19


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