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児童一人に一台のPCで学習の効果を実証実験~インテルと内田洋行 (2009年06月08日)

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シリコンの技術革新で世界をリードするインテル(株)と学校コンテンツ配信事業などを展開する(株)内田洋行は、教育のICT普及促進に向けた“児童一人に一台のPC”プロジェクトの第二弾として、都内の公立小学校を対象に教育用のノートブックPCを提供し、授業で活用する実証実験を開始すると発表しました。

対象校は、東京都中央区立城東小学校の4年生から6年生までの児童26名。実証実験は、まず、児童一人に一台、インテルが教育用途に開発したパソコン「インテル クラスメイトPC」を提供します。国語と算数の学習アプリケーションには、(株)小学館の「小学館デジタルドリルシステム」、英語には内田洋行の「ATR CALLBRIX」を使用します。

「インテル クラスメイトPC」は、小型のノートブックパソコンで、ワイヤレス接続機能、長時間のバッテリー駆動、耐水性のキーボード、堅固な耐衝撃設計などの特長に加え、タッチパネル機能を備えており、低消費電力ながら十分な処理性能を発揮します。

学習内容として、児童は、漢字の書き取りや算数の計算問題を、タッチパネルに直接、書き込むことによって反復学習することができ、英語は、ヘッドセットを使って発した英語音声を認識し、評価することで、ネイティブの発音や単語を習得する「発音学習」ができます。

インテルと内田洋行は、実証実験により、児童一人に一台のパソコンを活用した授業の有効性を総合的に検証し、最適な教育用PCのガイドラインを検討していきます。また、パソコンメーカーの開発と、販売や流通の整備など、ビジネス・モデルの構築を支援し、教育のICT普及にむけた環境づくりに取り組んでいきます。

新学習指導要領への移行、小学校での英語教育の必修化、急速なICT環境の整備など、教育も変革の時を迎えています。学校、教師だけでは対応しきれない部分も多いと思われ、先端をいく企業の支援は欠かせないのではないでしょうか。ICT教育の普及のためにも、今後は多くの企業の参入がありそうですね。


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投稿者 kksblog : 2009年06月08日 12:48


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