●7月22日は皆既日食が見られる日。世紀の天体ショーを観察しよう! (2009年06月15日)
今年は世界天文年、そして7月22日には、日本各所で皆既日食が観察できます。皆既日食が観察できるのは、奄美大島北部、トカラ列島、屋久島、種子島南部などで、その他の地域では、部分日食を見ることができます。
東京・お台場にある日本科学未来館では、日食と太陽に関する展示やイベントを世界天文年2009の公認イベントとして開催します。
7月の未来館は「太陽月間」。特別展示やイベントは、7月8日から始まります。
特別展示では、皆既日食について、神話で天変地異として描かれていた時代から、宇宙空間から観測できるようになった今日までを、古いスケッチや写真、日本の太陽観測衛星「ひので」によって撮影された最新の映像などを用いて、さまざまな太陽の姿とともに紹介します。
サイエンスミニトークのテーマは「太陽がつくる地球環境」。太陽の活動の変動に起因する、過去の気候変動を紹介するとともに、太陽フレアなどの爆発現象が今の地球環境に与える影響など、太陽と地球環境の関係を紹介します。
日食当日は、ライブイベントを開催。部分日食が観測できる東京と、皆既日食が見られる硫黄島で観察します。未来館では、日食眼鏡やピンホールカメラを使用し、屋外で科学コミュニケーターの指導のもと部分日食を観測します。硫黄島では、国立天文台 硫黄島観測隊の撮影するハイビジョン映像を、超高速インターネット衛星を通して未来館で中継します。科学コミュニケーターの解説とともに、約6分間の世紀の天体ショーが見られるのです。
46年ぶりに日本で観測される皆既日食。次に日本で観測できるのは2035年です。貴重なこの機会にぜひ見たいですね。
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投稿者 kksblog : 2009年06月15日 17:24