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「ユニ」発売50周年の三菱鉛筆より 木製ケース入り240色色鉛筆 (2009年06月09日)

unicolor_090609.jpg三菱鉛筆株式会社は、同社のロングセラー商品「ユニ」の発売50周年記念商品として、日本の伝統色を含む、世界のどこにもないユニークな240色の色鉛筆「uni COLOR 240 LIMITED EDITON」を発売します。1セット52,500円で5,000セットの限定発売です。6月1日より先行予約注文を開始しており、一般発売は10月1日よりとなります。

子どもからプロフェッショナルまで対応できるよう、学童用の12色えんぴつや、画材で多く使われている色を取り入れています。さらに自然物の描写に欠かせないやわらかな色や、独特なくすみを持つ色も充実しており、さらに日本の伝統色を33色採用しています。また、従来品の「ユニカラー」にはなかった、クールなメタリック系のラインナップも新たに加えています。

240色一本一本に色の名前が付いていますが、この色名については決まった規則はないそうです。なので、色材に由来したもの、文学的に表現されたものまで、色名は実に多様です。日本の伝統色についてはあえて英訳せず、「若紫」「鴇(とき)色」など古来からの名前を使っています。日本人の感覚でとらえた色と、命名に対する想いを感じてもらいたい、というメッセージが込められているそうです。

さらに各色には色名だけでなく「Inpressed word」も施されています。例を挙げると「イエロー」には「ポジティブな」、「露草色」には「ナイーブな」といった、その色から伝わる心理的感覚や文化的、歴史的背景から導き出したイメージワードがつけられているのです。セットに付属された小冊子には、一本一本の「Inpressed word」や、「かく」ことの大切さなどがおさめられています。

ケースは木製で、シリアルナンバーが付いています。また240色が5段の引き出しへグラデーションとなるように収められていて、それぞれの引き出しを明けるごとに、異なった色が織りなす表情が楽しめます。実用としても、コレクションとしても楽しめる一品ですね。

古来日本では、微妙な違いの色にもそれぞれ名前を付けており、日本の伝統色は465色もあるそうです。今「灰色」と「ねずみ色」の区別が付く人がどれだけいるでしょう?先人の持っていた「色」を楽しむ感性を少しでも見習いたいですね。

ここで学べば、キミもえんぴつ博士? 「三菱鉛筆博物館」
消せる24色ボールペン「フリクションいろえんぴつ」 パイロットより

日本の伝統色を含む、世界のどこにもないユニークな240色の色鉛筆『uni COLOR 240 LIMITED EDITION』



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投稿者 kksblog : 2009年06月09日 11:05


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