KKSブログ: 生き物の絶滅や進化から、環境問題を考える環境科学イベント開催

Press_re 生き物の進化の歴史を踏まえ、私たちを取り巻く地球の環境について見つめ直すー。
東京・お台場にある日本科学未来館で、７月１８日から８月３１日まで、イベント『地球と宇宙の環境科学展　消えた生き物の謎と秘密』が開催されます。

４６億年前に地球が誕生してから、さまざまな生き物たちは、地球環境の変化によって繁栄と絶滅を繰り返し、淘汰と進化の中で生き抜いてきました。そして今も地球温暖化など地球環境の激変の中で、数多くの生き物が絶滅の危機にあります。しかも多くの環境変化に、人類の活動は密接に関係しています。

そんな中、『地球と宇宙の環境科学展』では、私たちが環境問題に対して何ができるかを強く訴えかけます。地球のいのちの輪＝生物多様性を維持し続けることの重要性を学び、それを実現するための環境を改善する技術や取り組みについて紹介します。

見どころはコチラ。
●自分のルーツがわかる「Genographic Project」
全世界からDNAサンプルを採取し、その遺伝的特性を解析することで、「現生人類はどこで生まれて、どのように世界に拡散したのか」という謎に迫ります。

●復元模型「ネアンデルタール・ウーマン」
ネアンデルタール人がなぜ絶滅したのか、という謎を解きながら、ネアンデルタール人の生活、文化などを解説します。

●「生き物ロボット」
絶滅生物や絶滅危惧種の大型の生き物ロボットたちが、リアルな動きで来場者に鮮烈なインパクトを与えます。

●絶滅種と絶滅危惧種のはく製を展示
絶滅種・絶滅危惧種の背景にある環境問題を理解することで、地球のいのちを守ることの大切さを学びます。

●宇宙にある環境解決策、太陽光発電の未来の姿を模型で紹介
エネルギー効率の良い運搬機関「宇宙エレベーター」や「太陽光発電プラント」などに注目して解説したり、 NASAが撮影した太陽の立体視映像を通して、太陽エネルギーについて解説します。

夏休みに親子でお出かけになってみてはいかがでしょうか。子ども達が興味を持つ生き物の姿から、環境問題を考えるいい機会になるかもしれません。

教育家庭新聞社
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