●薬ってなあに?~学校教育でも求められる薬の正しい使い方を解説 (2009年05月26日)
財団法人日本学校保健会のホームページに、医薬品教育用の資料が公開されています。小学生用として『くすりってなあに?』、中学生用として『薬の正しい使い方』、指導者用として『医薬品の正しい使い方(指導者用解説)』の3種類があります。
資料は、児童生徒が医薬品のことについて理解を深めるために、特別活動や総合的な学習時間において活用されることを目的として、作成されました。
これは、1. 国民が自己の健康管理を自己責任のもとですすめること、2. 医薬品の正しい使い方についても正しい知識と理解をもつこと、といった医薬品の使用者として国民に求められることを踏まえ、児童生徒が学校教育において、医薬品に関する正しい使い方などの基本的な知識を身に付けるための指導の充実が図られることを目指しています。
『くすりってなあに?』では、薬の種類や使い方、薬を使うときの「きまり」など、クイズを交えて、小学生が理解しやすい文章とイラストで解説しています。
『薬の正しい使い方』では、薬の歴史、薬と体の関係、薬の種類、薬の使い方、薬の副作用についてなど、Q&A形式で中学生が理解できるレベルで解説しています。
『医薬品の正しい使い方(指導者用解説)』では、小学生用、中学生用それぞれの資料を使ってどのように指導していけばよいのかを1ページずつ解説しています。さらに、「医薬品・医薬部外品・化粧品」、「薬と食品などののみ合わせ」、「体内に入った薬の動き」などについて、より詳細な解説も付いています。
薬は、正しい用法・用量にしたがって服用することで効果が期待されるものであることを理解させるのはもちろんのこと、なにより薬に頼らずに日常の健康管理に努めることを、子どもたちに身に付けさせたいですね。
新型インフルエンザの発生で騒がれている今だからこそ、学ぶにはいい機会かもしれません。
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投稿者 kksblog : 2009年05月26日 03:53