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携帯電話をよく使う子どもは、生活面への影響も~文部科学省 (2009年05月19日)

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文部科学省より「子どもの携帯電話等の利用に関する調査」の結果が公表されました。

携帯電話の利用頻度などは、学年が上がるにつれ増加し、個人差も大きいことがわかりました。

たとえば、携帯電話による1日平均のメール送受信件数は、「ほとんどメールは使わない」「10件未満」の合計:小6は74.8%、中2は38.0%、高2は41.3%ですが、「50件以上100件未満」「100件以上」の合計:小6は2.4%、中2は19.5%、高2は13.9%という結果になりました。

特に高2になると、情報発信手段としてもインターネットを積極的に活用しているようです。しかし一方で、保護者は実態をあまり認識していない実態も浮き彫りとなりました。

たとえば、「自分のプロフの公開をしたことがある高2」は44.3%ですが、「自分の子どもがしたことがあると思う保護者(高2)」は16.5%にとどまっています。

また、携帯電話をよく使う子どもは、生活面への影響も見られます。携帯電話による1日平均のメール送受信件数等と普段の就寝時間は、午後11時までに就寝する割合(中2)は、1日30件以上の中2では25.3%、1日30件未満の中2では42.8%、携帯を持っていない中2では46.6%という結果になりました。

この調査は、無作為抽出した学校を対象として調査票が郵送・回収され、児童生徒と保護者に対しては、学校経由で調査票が配布・回収されました。調査対象となったのは、全国の小学6年生、中学2年生、高校2年生と当該児童生徒の保護者、そして全国の小・中・高等学校です。

とくに学年が上がるにつれ、子どもたちと保護者との間に大きな溝ができていることが明らかとなりました。子どもの状態を管理することも親の務めですから、学年に関係なく携帯電話の使用状況やルールについて家庭内でよく話し合うことが大切なのではないでしょうか。

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投稿者 kksblog : 2009年05月19日 17:12


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