« 「学校基本調査改正に関するアンケート」について~文部科学省 | トップページへ | 見て・聞いて・調べて・実践して学ぶ 広島県の食育実例集 »

小学校英語の授業に役立つデジタルフラッシュカード発売 (2009年05月12日)

expert090512.jpg

(株)内田洋行と語学教育支援システム開発のATR Learning Technology(株)は、小学校の外国語活動(英語)の授業に役立つデジタルフラッシュカード『わくわく英単語 フラッシュエキスパート』を発売しました。

フラッシュカードとは、絵や文字が書かれたカードをめくりながら学習者に提示して、その学習を促進するツールです。従来は紙媒体で、カードをセットする手間、高速でめくるテクニックの必要、後方の児童・生徒の見づらさなどの問題がありましたが、デジタル版によって、それらの問題を解消。

『わくわく英単語 フラッシュエキスパート』は、小学校での外国語活動必修化に伴った、外国語活動の授業において、約1,000枚のカードをパソコン上で操作しながら、手軽に単語学習を行なうことができるように開発されました。

さらに特徴として、カードにネイティブの音声を組み込むことで、たくさんのネイティブの発音を聞くことができます。特定の話者の発音だけを聞いていると、その話者以外の発音が聞き取りづらくなることがあるという研究結果があることから、本商品は20名以上の話者の声で単語の練習をすることができます。

1,000語の英単語はカテゴリー別に分類されて収録されているので、好きなカテゴリーを使ったり、提示したいカードを選んでオリジナルセットを作成することもできます。また、文部科学省より配布された「英語ノート」の全レッスンにも対応しています。さらに飽きさせないために、タイムトライアルや30秒レースなどのゲーム感覚で学習をすることもできます。

外国語活動は、各校の裁量にてさまざまな取組みが行なわれていますが、経験やノウハウを補う研修や教材の整備は急務です。英語の発音が苦手であり、それでも授業を一人で進めなくてはならない教員にとっては、ICTを利用した教材は有力な支援になるのではないでしょうか。


■関連記事
内田洋行が語学教育で新会社 ATR CALL販売開始
小学校の英語授業に使える資料、「Hello」を自由にダウンロードできます
小学校英語教材、授業導入に先駆けて発売開始
「小学校英語」手軽に無料でコンテンツ利用(岡山県総合教育センター)
小学校の英語必修化についての意識調査~ベネッセコーポレーション


プレスリリース|内田洋行 「わくわく英単語 フラッシュエキスパート」を4月27日より本格発売
ATR Learning Technology Corporation|製品紹介|フラッシュエキスパート



« 「学校基本調査改正に関するアンケート」について~文部科学省 | トップページへ 見て・聞いて・調べて・実践して学ぶ 広島県の食育実例集 »

最新記事一覧

投稿者 kksblog : 2009年05月12日 08:29


コメント
ブログ内検索
昔の記事を読む
メルマガ・RSSで読む
毎週水曜日、1週間分のニュースをまとめてお送りします(無料)。<サンプルはこちら>

【購読はこちら】
ネタを提供する
教育に関するネタ大歓迎。お気軽にどうぞ!!



ネタなどへのお返事
KKSブログ for mobile
mobileaccess.gif

最新15記事の大事なトコだけ読めるようになってます。あと、古い携帯は文字化けするかも


KKS Web News 教育家庭新聞(C) KKS ブログトップ