●持続発展教育(ESD)の一層の普及及び支援の推進についての建議~文部科学省 (2009年05月11日)
平成21年3月9日、第124回日本ユネスコ国内委員会総会において「持続発展教育(ESD)の一層の普及及び支援の推進について」の建議が、採択されました。
この建議は、国連「ESDの10年」(2005~2014年)が中間年を迎えるにあたって、その提唱国である我が国、日本において、一層の取組推進が必要という強い認識のもと、ESDの一層の推進のため、関係大臣である外務大臣、財務大臣、文部科学大臣、環境大臣に対し、必要な措置をとることを求めるものです。
建議は、3月9日の日本ユネスコ国内委員会総会で採択された後、3月23日に日本ユネスコ国内委員会会長(田村哲夫渋谷教育学園理事長)より文部科学大臣に手交されました。
建議の内容は、「今日、グローバル化が進展する中、地球環境や資源・エネルギー、食料、貧困など人類全体で取り組まなければならない問題が深刻化しており、これらの課題を解決し、人類社会の持続可能な発展を実現するためには、社会を担う一人一人の知識、技能、価値観、生活態度、生活様式の変革が必要である。教育は、その根幹を担うものである。」というものです。
また、人格の発達や、自律心、判断力、責任感などの人間性を育むという観点、個々人が他人、社会、自然環境との関係性の中で生きており、「関わり」、「つながり」を尊重できる個人を育むという観点、が必要であると、しています。
世界の中の日本、その日本を将来支えていく子どもたちには、何が必要か?ということをしっかり考えていかなくてはいけませんね。
■関連記事
豊かな地球環境を守るために、私たちができること「エコライフ」
「国連持続可能な開発のための教育の10年」ウェブサイトが開設されます
« 身近で大切なこと 『金融教育』 実践例をご紹介します。 | トップページへ 3月31日現在の高等学校新規卒業者の就職内定取消状況 普通科で急増 »
最新記事一覧
- スポーツ指導者必携! 豊かな心を育み、強い絆をつくる新しい時代のコーチング本(2013年11月23日)
- 「エコプロダクツ 2013」が、東京ビッグサイトにて12月に開催されます(2013年11月22日)
- 関西四大学が入学生を対象に『薬物に関する意識調査』を実施(2013年11月21日)
- グッドデザイン賞受賞の「超変換!!もじバケる特選」、新たに6種類を発売
- メダリストの講演やシンポジウムも 「生涯スポーツ・体力つくり全国会議」(2013年11月20日)
- 秋の「SACLA(サクラ)見学ツアー」最先端研究施設でオイシイ発見をしよう
- キッズ用ブルーライト対策メガネ エレコムより新発売
- クロスリンクマーケティング、子ども向けタブレット端末「Rainbow Pad」、トイザらスで販売(2013年11月18日)
- 教育支援コーディネーター・フォーラム参加者を募集、模擬授業体験や講演も
- 元栄養教諭らが運営する学校給食サイト「おkayu」がオープン
- 大学における教育内容等の改革状況を調査~文部科学省
- 宇宙実験を知る 日本マイクログラビティ応用学会による公開講演・公開展示
- 反転授業の動画とパンフレットを公開 ゼッタリンクス(2013年11月15日)
- 自分らしさを伝え、記入・提出を効率的に~ エントリーシート「OpenES」学生登録開始
- 世界に飛躍できる人材を~進学・留学・キャリアの相談・体験イベントを開催(2013年11月14日)
投稿者 kksblog : 2009年05月11日 02:54