●28年連続で子どもの数減少 日本の将来は大丈夫? (2009年05月10日)
総務省は、5月5日の子どもの日にちなんで子どもの数統計を発表しています。それによると、15歳未満の子どもの数は1714万人となり、28年連続で減少し続けているということです。
昨年から比べると11万人の減少です。総人口に対し子どもの占める割合は13.4%となり、高齢者が22.5%となりますます少子高齢化が進んでいるといえます。
昭和25年には子どもの数は35.4%、高齢者が4.9%だったころからすると、大きく人口構成が変わったことに改めて驚かされます。
都道府県別でみると、子どもの占める割合は沖縄県が一番高く17.9%あり、最下位は秋田県の11.5%となりました。
割合の増減をみると、東京都だけがわずか0.1ポイントプラスに作用し、大阪や神奈川などの9府県では横ばいとなっているものの、それ以外の多くの道府県は減少しています。
政府で少子化対策に取り組んでいるものの、子どもの数の増加には至っていないのが現状です。
そして世界的なレベルからみても、アフリカや中近東の国々では40%前後の子どもの割合を示す国がある中、日本の13.4%は世界一低い数値となっています。
子どもの数が少ないということは、将来の担い手が少なくなり国力が下がるということにつながるのではないでしょうか。
子どもを産み育てるのはとても大変な作業ですが、それ以上の喜びや幸せを得ることができるものです。この幸せを味合わずしてというのは、ちょっともったいない気がします。
■関連記事
少子高齢化は進行、少子化対策の状況は?~『少子化社会白書』 (2009年04月28日)
« 「1日3食食べる、家族と食べる、地場産物を食べる」が食育推進計画 | トップページへ 【モニター募集】工事不要の耐震対策・耐震シート「Alivia(アリビア)」 »
最新記事一覧
- スポーツ指導者必携! 豊かな心を育み、強い絆をつくる新しい時代のコーチング本(2013年11月23日)
- 「エコプロダクツ 2013」が、東京ビッグサイトにて12月に開催されます(2013年11月22日)
- 関西四大学が入学生を対象に『薬物に関する意識調査』を実施(2013年11月21日)
- グッドデザイン賞受賞の「超変換!!もじバケる特選」、新たに6種類を発売
- メダリストの講演やシンポジウムも 「生涯スポーツ・体力つくり全国会議」(2013年11月20日)
- 秋の「SACLA(サクラ)見学ツアー」最先端研究施設でオイシイ発見をしよう
- キッズ用ブルーライト対策メガネ エレコムより新発売
- クロスリンクマーケティング、子ども向けタブレット端末「Rainbow Pad」、トイザらスで販売(2013年11月18日)
- 教育支援コーディネーター・フォーラム参加者を募集、模擬授業体験や講演も
- 元栄養教諭らが運営する学校給食サイト「おkayu」がオープン
- 大学における教育内容等の改革状況を調査~文部科学省
- 宇宙実験を知る 日本マイクログラビティ応用学会による公開講演・公開展示
- 反転授業の動画とパンフレットを公開 ゼッタリンクス(2013年11月15日)
- 自分らしさを伝え、記入・提出を効率的に~ エントリーシート「OpenES」学生登録開始
- 世界に飛躍できる人材を~進学・留学・キャリアの相談・体験イベントを開催(2013年11月14日)
投稿者 kksblog : 2009年05月10日 04:29