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iPhone利用で聴覚障害をサポート (2009年05月07日)

モバイル型遠隔情報保障システム

聴覚障害者を対象とした 「モバイル型遠隔情報保障システム」 の実用化と普及を目指して、国立大学法人筑波技術大学、 ソフトバンクモバイル、NPO法人長野サマライズ・センター、国立大学法人群馬大学の4者は4月6日、 企業や教育機関など実際に使用が想定される環境下での導入実験を開始しました。教室や体育館などLAN環境のない場所や、 PCを持ち込むことが難しい環境下でも要約筆記を利用できるようになります。

「モバイル型遠隔情報保障システム」 は、 聴覚障害をもった方が学校の講義などを受ける際に2名の通訳者が連携しながら話者の言葉を要約してPC画面に字幕化する 「PC要約筆記」 を、携帯電話を使って遠隔で実施するものです。

従来の要約筆記では通訳者の同席が必要でしたが、同システムを使えば、携帯電話を通じて話者の音声を遠隔地にいる通訳者に送信し、 そこから字幕データを受信できるようになります。通訳者が立ち会わなくても要約筆記を利用できるようになるわけです。

現在のところiPhone(TM)3Gでの実用化を予定しています。また、新たに他の企業も導入できるよう、 システムの利用マニュアルや各種ノウハウ等を各者のWebで公開し、 企業における情報保障への取り組みのモデルケースとして提案していくようです。

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投稿者 kksblog : 2009年05月07日 17:15


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