●専修学校 3月卒業予定者の就職内定取り消し調査 文部科学省 (2009年05月18日)
文部科学省は、専修学校をこの3月に卒業予定であった者の、就職内定取り消しなどについての調査結果を発表しました。
調査対象は、国立・公立・私立の専修学校(高等課程もしくは専門課程を設置するもの)3036校(回答数2791校)です。
専修学校の卒業予定者は23万人のうち、就職内定者は173,057人。この中で3月31日までに、内定取り消しを受けたものは495名でした。このうち雇用が成立したものは31人、会社との示談成立者は240人、交渉中は16人、それ以外が208人にのぼっています。
彼らのその後の経過は、276人が別企業に就職、就職活動中が147人、留年・進学となる人は20人、方針未定の人は10人もいます。
そのほかにも内定取り消しではないものの、内定辞退を示唆された者が110人、自宅待機が136人、採用条件の変更が183人など、厳しい現実がありました。
内定取り消しを受けたことを学校に報告することを生徒に対し周知している学校は、2116校あり、相談窓口の設置、メンタルケアなどに努めているようです。
非常に厳しい不況の中、就職活動をしている学生は、まさに世相のあおりを受けて苦しんでいるのが分かります。
せっかく就職が決まって喜んでいるところを、内定取り消しを受けたら、ダメージは一層大きいものでしょう。
時代に振り回されるのは、不運として片付けられない感情が残るのではないでしょうか?
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投稿者 kksblog : 2009年05月18日 10:43