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今年の梅雨入りは早い?遅い? 平成21年梅雨入りと梅雨明け速報値発表 (2009年05月28日)

snail_090528.jpg5月も終盤に入り、本州では最高気温が25℃を超える夏日になる日が多くなってきました。本格的な暑さを迎えるその前に、あまり歓迎されない季節「梅雨」がやってきます。

気象庁では、平成21年の梅雨入りと梅雨明けの速報値を発表しています。これは現在までの天候経過と1週間先までの見通しをもとに、梅雨の入り明けの速報を「梅雨の時期に関する気象情報」として発表しているものです。

梅雨の時期は曇りや雨の日が多く、屋外での作業や小売店の仕入れ、家庭での洗濯など、日々のさまざまな場面に影響する、社会的にも関心の高い事柄と言えます。また梅雨時期の雨量は、その後の盛夏期に影響します。うっとおしい梅雨ですが、この時期にしっかり雨が降ってくれないと梅雨明け、暑くなってから農業用水、プール、家庭でのシャワーなど水の使用量が増える時期に困ってしまいます。

一方で、大雨による災害の発生しやすい時期でもあります。特に近年は局地的な大雨により、急激に河川の増水が起きたり、地下街で水害が起きたりする出来事が起きています。防災の面からも、梅雨の入り明けを見ておくことは大切と言えそうです。

今日(5月28日)現在では、沖縄地方と奄美地方が梅雨入りしています。どちらも梅雨入りは5月18日ごろとなっており、昨年より4日早くなっています。平年値と比べると沖縄で10日、奄美で8日遅い梅雨入りとなりました。

梅雨入り・明けの発表に「○月○日ごろ」という表現を使うのは、梅雨が季節現象であり、その入り明けには平均的に5日程度の「移り変わり」の期間があるからです。発表される日付は、その移り変わり期間のおおむね中日を示しています。また、後日春から夏にかけての実際の天候経過を考慮した検討を行い、その結果この日付が変更になることもあるそうです。検討後の確定値は昭和26年(1951年)以降のものが見られるようになっています。

過去の梅雨入り・明けの日と、毎日の天気の観察から、住んでいる地域の梅雨入りを予測してみるのも面白いかもしれません。雲や気圧の状態など「梅雨」に詳しくなれそうですね。

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ウェザーニュース携帯サイトがおもしろい

気象庁 | 平成21年の梅雨入りと梅雨明け(速報値)



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投稿者 kksblog : 2009年05月28日 01:55


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